SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009:長編コンペティション部門『求愛』金井純一監督が登壇!
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009は、今日で4日目を迎える。7月13日(月)長編2009は、今日で作品『求愛』の舞台挨拶が金井純一監督を迎えて行われた。
本作は、田舎を舞台に女の、愛への不信と愛への希求をつづったドラマとなっている。伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞2007で賞を受賞している注目の作品の1つである。
(金井監督)「平日の月曜に来て頂き、光栄です。こうして日本代表作として、SKIPシティ映画祭に参加できて光栄です」と、喜びの声を述べた。
なぜ田舎を舞台にしたのか?
(金井監督)「この作品のシナリオコンペが、2007年の伊参スタジオ映画祭であり、その際の規約で≪ワンシーンに田舎のシーンを入れる≫という条件があったということが理由の1つです。また、以前この地に訪れたことがあり、是非とも撮ってみたいと思ったからでもあります。河原のシーンを是非とも撮りたいと思いました。男が女2人を助けなければいけないという中で、クラクションの音と川の流れる音を映したいと思いました。」と、述べた。
本作は初の監督作品でありながら、出演者の演技力の高さが作品の魅力の1つとなっている。本作のキャスティングに関し、
(金井監督)「伊参映画祭のコンペを通じて篠原哲雄さんと出会い、キャスティングに関して相談しました。『演技がうまい人を使わないと作品が成り立たない。キャスティングが命だ』といわれたので、キャスティングに関してはとても慎重に行いました。」と、述べた。
撮影期間は出演者・スタッフが10日間合宿して行ったようだ。
(金井監督)「スタッフ一同楽しんで撮影を行っていました。ずっと雨が降っていましたが、助監督がアメダスを持っていたのでそれを確認しながら、雨の合間を狙って、晴れているシーンを撮影しました。」
本日の上映では、出演者やスタッフも登壇した。
(Report:大倉真理子)