映画『ぱいかじ南海作戦』永山絢斗×監督トークショー
本日7月28日19:00より、映画『ぱいかじ南海作戦』の永山絢斗と細川監督のトークイベントが行われました。
原作は、1994年に刊行された椎名誠の同名小説。小説家、冒険家として知られる椎名誠ワールドが炸裂し、“現代版ロビンソン・クルーソー”と評されている傑作を、阿部サダヲ、永山絢斗、貫地谷しほり、佐々木希という豪華キャストで完全映画化し、現在絶賛公開中です。
そして、この度、東京での仕事が行き詰まり沖縄に一人旅に来た青年・オコッチ役を演じた永山絢斗と細川監督が映画のヒット祝いまして、映画を鑑賞し終えたお客様を前に、“お酒を飲みながら”トークショーを行います。当日は、トークショー終了後にお客様にもキンキンに冷えた“オリオンビール”を監督が手渡しで配布し、プレゼントいたしました!満席となった会場にてファンの皆さんを前に、おおいに盛りあがりましたの。
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【日時】 7月28日(土) 19:00〜19:30 (30分間/本編上映後)
【会場】 新宿バルト9 9F スクリーン3 (新宿区新宿3-1-26新宿三丁目イーストビル13F)
【登壇者】 永山絢斗、細川徹監督
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MC:お二人に一言ずつご挨拶をいただきましょう。まずは永山さんお願いします。
監督:ダークナイトがあるのにありがとうございました。ビールを飲みながらのトークなので、これから永山くんがお酒を飲んで、劇中のホームレスみたいな本当に美味しそうな顔をしてくれます(笑)
永山:今日はありがとうございます。監督、本当にやるんですか?(お酒を飲んで)「ひゃー!」これでいいですか(笑)
MC:では、永山さんに質問です。撮影期間中もこういった感じで、皆さん一緒にお酒を飲まれることはありましたか?
永山:毎日飲んでいました。スコールとかで1カットしか撮影出来ない日もあったりして。。。
監督:貫地谷さん、佐々木さんが来た日なんですけど、彼女たちが歩いてくると雨雲が後ろからついてきて雨が降り出したり(笑)。そう言えば、永山くんはやどかり探し過ぎだったんじゃない?すっごい一人で遠くの浜辺ででっかいヤドカリとか、洞窟とか発見して嬉しそうに報告してきたよね(笑)
永山:東京の撮影中にはこんなことないので、探検してました(笑)
MC:続いて、細川監督。今回初の映画監督作品ということで、いかがでしたか?
監督:楽しかったです。でも初めてなので、知っている役者を使いたくて、永山くんのデビュー作である「おじいさん先生」の脚本は僕が書いたので、永山くんにお願いしました。永山くんが演じたオッコチは無邪気な都会育ちのいい青年が、どんどんワイルドになっていく役だったので、永山くん本当に上手くて面白かったです。
最初は阿部さんとずっと一緒のシーンだったから緊張してたよね。色々相談してくれました。
永山:阿部さんとの対峙で自然にオッコチがでてきたので、阿部さんに引っ張って行ってもらったようなものです。
阿部さんのアドリブが突然だったのでついて行くのが必死でした。リハーサルの度に違うし。そしたら、本番で一番おかしくなってきて、本当に笑ってしまうのを誤魔化すのが大変でした(笑)
『ぱいかじ南海作戦』では二皮くらいむけました。コメディって難しいなと思いました。自分の感覚で面白いを作くらなきゃいけなかったので、勉強になりました。
MC:他に楽しいエピソードありますか?
監督:永山くんは阿部さんと随分2人で飲みに行っていましたね。あの、佐々木さんへのピンポンダッシュはホント?
永山:真相を知りたいですか?(笑)
阿部さんとある日の夜中12時位に、まだ飲み足りない日で、でも遅いから帰ろうって話してたら、阿部さんが「ピンポンダッシュやろう!」って言ってきて、遠い部屋だと走る距離が長くて疲れるから、僕たちの間のお部屋の佐々木希さんの部屋にピンポンダッシュすることにしたんです(笑)。阿部さんがピンポンを押したら、次の日に佐々木さんが不思議そうに話すから、面白くなって、「今日は2回押そう!」って言ってきたんです。僕がその日は押しました。そしたら、佐々木さんが本当に怖がってきたので、今日は3回!って調子に乗っていたら、慣れてきた佐々木さんが待ち構えていたようにドアを早く開けて、ちょっとびっくりしてもたついてしまって、僕だけ部屋に逃げるところを見つかってしまって、僕だけがやったみたいになったんですよ(笑)。本当は阿部さんから言ってきたのに、阿部さん上手い事言って誤魔化すから(笑)
MC:では、これからたくさんの方がこの作品をご覧になると思うのですが、皆様に向けて一言ずつお願いします。
永山:本当にこんなにハッピーになれる映画はなかなか無いので、劇場で観て下さった方は幸せだと思います!
監督:ありがとうございました。今日楽しいと思った方は友達に勧めて、2度3度見に来て下さい。