「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」初日舞台挨拶が池袋シネマ・ロサで行われました。

舞台挨拶登壇者:杉本有美、高山侑子、森田涼花、井口昇監督(ドラマパート)、坂口拓監督(アクションパート)

<登壇者から一言ずつご挨拶>
杉本:凛(リン)役の杉本有美です。今日はありがとうございます。短い時間ですが、皆さん一緒に楽しみましょう!
高山:玲(レイ)役の高山侑子です。スリルのある面白い作品です。みなさん、楽しんでいってください。
森田:佳恵(ヨシエ)役を演じました森田涼花です、みなさん、トークショウと映画、どちらも楽しんでいってください!
井口:「戦闘少女」3監督のうちのひとり、“デブ担当”の井口昇です。遅い時間なのにこんなにたくさんの人に来ていただいてうれしくて涙が出そうです。ありがとうございます。最後まで楽しんで観ていってください。
坂口:現場が終わってすぐかけつけました。こんなチンピラみたいな格好ですみません!

<映画に出演していかがでしたか?>
杉本:初主演ということで、演技も今まで以上にがんばりましたし、アクションはいままでやったことがないくらい激しいもので、自分が持っているすべての力を出しきって頑張りました。見所はワンカットで一気に大勢を斬るシーン。アクションパートの坂口監督から一発OKが出ました。
高山:自分とは真逆なクールな女の子・玲を演じることが難しくもあり、面白かったでした。井口さんの演技指導のおかげでとても成長できたと思います。ただ、アクションパートの坂口監督からは「才能がない」と言われました(笑)。
(坂口監督:そんなことはない!俺も昔は才能がなかったから一緒だね!(笑))
森田:佳恵は明るくて無邪気な役。いつもニコニコしている役なので演じてて楽しかったです。

<3人で監督してどうでしたか?>
井口:西村さんはちゃんと描いてくれるんですけど、坂口監督が絵コンテをまったく描いてくれなくて困りました。特撮が多いので絵コンテがないと大変なんですよ…。結局4コマぐらいしか描いてくれなかった。仕方なく、あるシーンの50カット分は実は僕がコンテ描いているんです。アクションシーンでカットが細かいなってところは全部僕がやってます。
坂口:邪魔臭いし、細かいことはやりたくねぇやって(笑)。

<出演もしている坂口監督について>
坂口:最初出演しないかと言われて、監督業に集中したいから嫌だと答えたらすごい喧嘩になった。それで女装していいなら出演してもいいと言えば、出なくていいと言われるだろうと思ってそう言ってみたら、西村監督が「いいよ」と答えたので女装して出演することになってしまった。
井口:ご覧いただければわかると思いますが、坂口監督は白塗りで登場します。きれいというよりはマイケル・ジャクソンみたいだったので、英語訳すると「This is it」になるような台詞をいっぱい言ってもらいました(笑)。「俺はこれだ」とか。

<出演者の皆さんから見た3監督達の印象について>
杉本:皆さんそれぞれ個性が強すぎて、顔は絶対忘れないですね。坂口さんを最初見た時恐かったけど、アクションの練習をするうちに本当はよくしゃべる人なんだなと思いました。
高山:井口さん以外はやっぱり恐かった。坂口さんはアクションはかっこいいんだけど演技は適当だなと思いました(笑)西村さんは恐かったけど、実は優しいところもあるなと思いました。
森田:井口監督は、ふんわりオーラっていうか、今日もがんばろう!みたいに、毎朝話しかけてくれて優しいんですよ。坂口監督は勉強になることをたくさん教えてくださった。西村監督は何を撮ってるのか最初はまったく説明がなかったので恐かったんですけど、ある時、次にどのカットを撮るのか説明してくれて、その時はとても嬉しかった。

ここでMCの方から、「戦闘少女」が世界各国で順次公開が決定しており、7月に行われる第9回ニューヨーク・アジア映画祭ではインターナショナルプレミア上映が行われ、いよいよ「戦闘少女」達が海外へとはばたいていくと発表された。

<3人を代表して杉本さんからお客様に一言>
杉本:夜遅い時間に来ていただいてどうもありがとうございます。笑いもあり、涙もありストーリーも楽しめる素敵な映画だと思います。

舞台挨拶中、登壇者の方々の楽しいやりとりに満席の客席からは常に笑い声、声援など、熱いリアクションが起きていた。