バラエティ番組の売れっ子放送作家としての顔を持ち、ある時は、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』、『逆境ナイン』の映画脚本家としての顔を持つ、またある時は、『THE3名様』『33分探偵』の演出を担当するなど、様々な方面で活躍している福田雄一が、ついに映画界にやってきた!!。
クリスマス・イブの夜、7人の男たちが、“マドンナ・江里子の本命の男”の座をめぐって、争いを繰り広げるコメディ映画である。
9月3日、新宿安田生命ホールにて完成披露試写会が行われ、主演の山田孝之はじめ、山本裕典、ムロツヨシ、小柳友、白石卓也、安田顕、佐藤二郎、福田雄一監督が登壇した。

司会者から山田さんへ”撮影現場で印象的だった出来事”について話を振られると、「多分・・・僕からじゃない方がいいんじゃないでしょうかね。」と答えてしまう山田さんに「その間僕からいきましょ!」と、ムロさんがハイテンションで名乗り出てくれ、ムロさんに観客は大爆笑。

山本さんは、「年末は男だけで撮影していて、年が明け、ネタばれになるので詳しい事は話せませんが、女優の方とお芝居をした時は、男ども皆テンションが高かったですね(笑)。」と明かしてくれた。思い出したかのように監督は「3日間に渡ったリハの日に初日・2日目と”この役がまだ見えません。。。”と山本君は相談に来てたけど、恵梨香(戸田恵梨香さん)ちゃんが来た3日目に”監督見えました!!”。」と話してくれ、そんな山本さんにキャストの皆は、「何恵梨香ちゃん通して、役見えてんだよ〜!!。」と突っ込む始末。

佐藤さんが現場では、皆の会話を遠くから聞いてましたと冗談めきながらも話していると、「ハックション!!。」と山田さんの本気のくしゃみ。「我慢できないんですもん。」と言ってしまう山田さん。マイペースな山田さんに、ムロさんは「僕は孝之とじゃれあうのが好きでして、肩パンチを20発までは許してくれるんですけど、”20発いったらいきますよ。”と言うんで、負けてらんねえぞと思いながら21発目いき、孝之の1発がきたんですけど・・・クローズの肩パワーは痛いですね。重い!重い!。ずっしりしていて、なので肩パンチは2度とやめようと思ったエピソードです♪♪」と明かしてくれ、会場を沸かせた。
仲の良さがあってこその、本当に笑いの絶えない完成披露試写会となったのであった。

11月シネセゾン渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー!

(Report:長島美秋)