『恋空』『赤い糸』に続き、魔法のiランドが放つサスペンス・ホラー『携帯彼氏』。
女子高生たちに口コミで広がり、180万読者が震撼した携帯小説が待望の映画化となった。
10月24日の公開に先立ち、出演者:川島海荷さん、朝倉あきさん、石黒英雄さん、船曳真珠監督、柴田一成脚本・プロデューサーによる完成発表記者会見、ヒット祈願イベントが行われた。

記者会見で、川島さんは「この映画の原作を読んでいたんですが、それが映画化すると聞きびっくりしました。でも楽しみであり、それに自分が関われることは幸せだなと思いました。完成した作品を観て、ドキドキ・ハラハラ、スピード感のある作品に出来上がっていると思いました。ぜひ、この作品を観て頂きたいです。」と挨拶。
本作が劇場長編映画のデビューとなる船曳監督は、「初の劇場長編作品で大変でしたが、素晴らしい経験が出来ました。ティーンムービーですが、老若男女楽しめる映画になっています。」と述べ、東京藝大の大学院で教えを受けていた黒沢清監督にアドバイスは頂きましたかという質問に、「具体的なアドバイスは頂きませんでしたが、エールや激励を送って下さいました。黒沢さんから学んだ事が映画を作る上での心構えになりました。」と語った。
柴田プロデューサーは「原作はホラーテイストですが、映画では洋画作品のようなスピード感のあるサスペンスタッチで描きました。」と原作との違いについて話した。

記者からの質問で、携帯彼女というソフトがあったらやりますかと聞かれると、石黒さんは「どこまでがリアルなのかによりますね。アニメのようなものだったらやりませんね。」と会場の笑いを誘った。ヒロインの女の子と共通する部分について、川島さんは「私も中学生の頃、先輩に憧れたりしたので、気持ちが分かりますね。」と笑みを浮かべ答えた。

記者会見終了後、ヒット祈願するべく神田明神に移動。
境内に現れたのは巨大携帯電話!
それを見た、出演者3人は驚きに加え、現役女子高生らしい愛らしい反応を見せた。

スタッフ・キャストともにフレッシュな逸材が集結した、
『携帯彼氏』は10月24日新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなる。

(Report:竹尾有美子)