東京のとある街に、天使が舞い降りたー…。
彼女は天使だけれど、ジンライムが大好きでいたずらも大好きという一風変わった面をあわせ持ち、とっても自由気まま。けれど天使はいつでも私達の幸せを見守っていてくれる。

現代の誰もが悩みを抱え傷つきながら毎日を生きている。
でも、そんな毎日の中でも人は幸せを感じたいと願う。
そして自分の幸せのために勇気を与えてくれるような“天使”のような存在を感じられたならきっと、あなたにとっての幸せがふっと湧き上がってくる、そんな映画だ。

今日は東京に雪が降っているにもかかわらず会場には多くのファンが訪れていた。映画にも、カスミ(永作博美)と吉川というシングルファーザー役に初挑戦した永瀬正敏が、雪の中を歩くシーンがある。永瀬さんは「このシーンを思い出して、暖かい気持ちになって帰って欲しい」と、と観客にメッセージを残した。永瀬さんの演技に対して、共演した永作さんは「永瀬さんは、とても役を素直に、真摯に演じる方だったので私も安心して演じることができました。」と撮影時の息の良さを感じさせた。
“天使”が出てくる映画は日本ではあまり多くはない。そんな中で“天使”役を演じることを深田さんは、
「天使に対するイメージは皆さん持っていると思うんです。でも決まりはないと思うんです。この映画の中の天使は、気まぐれ子猫の様な感じだったので、ねこっぽくするように心がけました。現場はとても楽しくて、その雰囲気も作品から感じてもらえたのでは、と思います。何度でも、観ていただきたい作品です。」と話してくれた。

信じればきっと叶う…たとえ見えなくても幸せをもたらしてくれる“天使”は、本当は自分のそばにいるのかもしれない。

(ハヤシ カナコ)
1月21日(土)より、渋谷アミューズCQN、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー!