8/10(水)、2005年度アカデミー賞の大本命映画『シンデレラマン』の試写会がTOKYO FMホールにて行われました。この日招待されたのは講談社より発行されている女性誌「Frau」読者の女性たち200名。しかも、「Frau」シネマパーティーという企画イベントによる試写会で、集まった200名の女性たちは皆、『シンデレラマン』の時代設定である1930年代のレトロファッションに身を包み会場入りし、麹町の一角は艶やかな雰囲気に包まれました!映画終了後には感動のストーリーに、女性読者たちの間でも「久しぶりにいいね!」という声とともに涙を拭う姿が見受けられました。
この日の試写会の目玉イベントは上映前に行われた生田智子さんのトークショー。
生田さんが登場すると、場内からは「わぁ〜キレイ!」という声がもれました。生田智子さんは、ジュビロ磐田所属の中山雅史選手の妻として、長年、夫を支え続けながらもテレビ、ラジオ、舞台等多方面にてご活躍をし続ける容姿端麗、多才妻。この日のイベントには多くの取材陣が集まった。
今回、生田さんがトークショーで語ったのはズバリ“夫婦の愛”について。映画『シンデレラマン』は実在したボクサー、ジム・ブラドック(ラッセル・クロウ)の夫婦、家族愛について描かれた感動の実話。挫折から伝説的な復活劇を繰り広げるジムを支える妻メイ(レネー・ゼルウィガー)に、自身を重ね、おおいに共感したという生田さんは「家族愛にとにかく感動した、実話だと聞いて心を打たれました。」と率直な感想を述べてくれた。
アスリートの妻として共感されたところはありますかという質問には「映画と同様に一番心配なのは怪我。毎回今日は怪我をしないで帰ってきてと願っています。いつも試合に勝って、怪我もなく、さらには一点取って帰ってきてくれたらいいのですけどね。」と語った。中山選手との私生活についても「子供ができて家族の雰囲気が変わった。子育てを通して子供と一緒に自分も成長していると実感しています。」と語り、「子育ての中でも支えられていると実感する瞬間がある。とにかく疲れやすいこの夏の試合後にも子供の面倒を積極的に見てくれる。子供を見ると安らげるんだと思う。」と家族の幸せな一面も語ってくれた。また大怪我をして帰ってきたときには映画と同様にもう無理をしてまで試合に出ないでと思うときもありますが、できるだけいつもと変わらないように接して本人の気持ちが楽になるように接するように心がけています。今は本人が納得するまでやって欲しいと思う。年齢的に残りわずかかもしれないが それまではできるだけサポートしたい。」と語ってくれた。
最後にこれから「シンデレラマン」を見る人に勧めたいことはという質問に「この映画を大切な人を思って見ていただくと感動が大きくなると思います。」と述べてくれた。

※2005年9/17(土)より丸の内ピカデリー1他全国ロードショー
◇作品紹介
『シンデレラマン 』