6月4日から13日まで赤坂・国際交流基金ホールにてイラン映画祭2004が開催され、2日目の5日にホフセン・マフマルバフの初期作品である「ボイコット」が上映され、上映後に市山プロデューサーと映画監督でイラン映画に詳しい篠崎誠監督のトークイベントが開催された。
「ボイコット」は、後に映画監督となる「運動靴と赤い金魚」などで知られるマジッド・マジディが主人公の革命家役を熱演している。
本作のエピソードも原案は、実際に活動家だった本人の実際に逮捕された時の様子が元になっているそうで、留置所で登場する人たちの様子などがリアリティに描かれているそうです。実際に監督とあったことにあるお二人の撮影技法や演出などについてエピソードを語ってくれました。

映画祭期間中は、舞台挨拶やシンポジウムが行われ、下記の日程で開催されますので、なかなか見ることのできない娯楽映画も存在するイラン映画の深さを体験することができる映画祭になると思います。

□イラン映画祭スケジュール
イラン映画祭2004 開催