『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦』2週目もガンダム豪華声優陣が集結! ザビ家に嫁いだゼナの初「ジーク・ジオン!」
1979年TV放送された、日本ロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』。そのキャラクターデザイン・アニメーションディレクターの安彦良和が手掛けた、累計発行部数1,000万部を誇る大ヒットコミックス『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』のアニメシリーズ。
一年戦争―― 『機動戦士ガンダム』の物語で描かれる、ジオン公国が地球連邦軍に対し宣戦布告した独立戦争に、ついに突入します。
その一年戦争の始まり、ルウム宙域での開戦「ルウム戦役」を全2話で描いていく“ルウム編”――その人類史上初となる宇宙での人型兵器を投入した未曾有の戦争を描いていきます。
「激突 ルウム会戦」は2017年9月2日(土)、「誕生 赤い彗星」を2018年5月5日(土)よりイベント上映いたします。
この度、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦』の2週目舞台挨拶が行われました。初日舞台挨拶に引き続き、2週目舞台挨拶でもセイラ・マス役潘めぐみさん、ランバ・ラル役喜山茂雄さん、ドズル・ザビ役三宅健太さん、ゼナ・ザビ役茅野愛衣さんの豪華声優陣とサンライズ谷口理プロデューサーが集結しました!会場では、それぞれのガンダムへの思いや、収録での裏話を披露し、最後にはガンダム舞台挨拶恒例の掛け声「ジーク・ジオン」を、本作でサビ家に嫁いだゼナ・ザビが初合唱!ガンダムファンは、熱気冷めやまぬ熱い舞台挨拶となりました。
◆日 程: 9月9日(土) 11:30~12:00
◆場 所: 川崎チネチッタ SC8 (神奈川県川崎市川崎区小川町 4-1)
◆登 壇: 潘めぐみ、喜山茂雄、三宅健太、茅野愛衣、サンライズ谷口理プロデューサー ※敬称略
<演じるにあたり意識したこと>
潘さん:今までは守ってもらってばっかりだったんですが、今回は戦場から始まるというところで誰も私をアルテイシアと呼んでくれる人はいなくなったので、“セイラ・マス”として一心にやることを意識していました。
喜山さん:今回こそは、上には逆らうまい、と心に決めていたんですけど…またやっちゃった(笑)最初のあのシーンから酒場に行くシーンは全然違ったのでお芝居していても面白かったんです。…けどまた戦場にもどりたいな(笑)
三宅さん:今回は特にドズルはいろんな面が出ていたとおもいます。あるときは部下と言い合いをし機材を壊し、あるときは意気揚々と帰宅してわが子を泣かし、それでも最後はちゃんと指揮をするという…ある種、この先々のドズルの片鱗が見え始めたのかなと思ったので、そこを大事に演じました。
茅野さん:今回は妻という役柄だったんですが、今までドズルさんに銃を突き付けてみたり、ダイナミックな告白もあったりしましたけど、今回は無事にこどもが生まれまして…私は産んだことはないんですけど(笑)寝かしつけるのは本当に大変だと思うんです…
三宅さん:すみませんでした(笑)そう思いながらも、ドズルが膝の上で弱音をはいたりするシーンではちょっとキュンとしたり。戦いに参加しているわけではないんですが、なにかしら支えになっていて、作品にも寄り添えているような気がして嬉しかったです。
<コロニー落としのシーンは>
三宅さん:お互いの考え方がぶつかり合う大事なシーンでは、何度もテイクを重ねました。
喜山さん:僕らもですけど、スタッフもものすごくこだわりをもっていたので5、6回はやりましたね。丁寧に作っていきました。
三宅さん:我々、力強いというか、どうしても勢いとテンションでぶつかっていってしまう部分もあったんですが、その勢いの中にもお互いのジレンマや信念をこめてほしい、ということで、絶対にこどもの喧嘩にはしたくないという想いもあったので、そこまで持って行くのにすごく苦労しました。
喜山さん:終わったあと、黒い三連星にニヤッとされました。ジェット・ストリーム・ニヤリです(笑)何度もテイク重ねてすみませんでしたと謝りました。
<村で襲撃されるシーンでは>
潘さん:タチ中尉ただ一人がわたしのことをアルテイシアさまと呼んでくれることで揺らいでしまう部分もあったんですが、やはりあの襲撃は一年戦争の“セイラ・マス”が誕生した瞬間かなと私自身も思っていたので、私がやらねば!という想いがすごく強かったです。「なぜ人は戦うのか」という大塚明夫さんのセリフに対する、セイラの想いが見えた瞬間でもあるのかと思います。
<夫婦役でしたが、演じる上で話し合いなどはありましたか?>
茅野さん:特になかったですが、収録の前に別の現場でお会いして少し照れました。(笑)
三宅さん:前回のオリジンでドズルがプロポーズするシーンの話をしていて、茅野さんはわりといい、おっしゃってましたね。
茅野さん:私はアリだとおもいます!三宅さんは背も高くて、ドズルとすごくリンクしているなと思いました。お芝居をしていて、ドズルが葛藤する部分はせつなくなりましたね。
<第5話の制作上、苦労した点は?>
谷口P:今回、前作に比べると、見ごたえのある映像にしたいと思い、安彦監督に「尺のばしていいですよ~」といったら大変なことになりました(笑)コロニー落としのシーンは、納品する1週間前まで作っていました。あのシーンが今回は重要で一番見ごたえのある部分だと思うんですが、実はプロダクションI.Gさんに手伝っていただいています。戦艦のシーンも多かったので、宮本さんというメカデザインの方に手伝っていただき、こだわって隅々までメカニックの要素を入れた部分は、前作とは違うこだわりになったとおもいます。
<来年の上映に向けての意気込み>
潘さん:とうとう赤い彗星が誕生ということで…また戦場ですね。もうアルテイシアと呼ばれなくなるんですね。“セイラ・マス”として生きていくんだな、という緊張感がありますね。
三宅さん:こないだ収録の際に安彦総監督「ドズルはこれからどんどんかっこよくなるから、かわいいドズルは一回終わりになります。」と言われ、これは気合いを入れてもう一度ドズルを極めなくては、と。なので今から緊張しています。
<最後にひとことメッセージを>
茅野さん:ひとりの女性の人生をこうして演じることができることが嬉しくもありつつ、かなしい場面も多いので、作品の中でしっかり、母として、これからも頑張っていきたいとおもいます。
三宅さん:『激突 ルウム会戦』ではガンダムの世界の苛烈さが増していて、これからどんどん戦いが多くなっていくとおもいます。かわいいドズルは今日で見納めかもしれませんが(笑)スタッフ一同、これからも頑張って戦っていくので応援よろしくお願いします。
喜山さん:ランバ・ラルはこの先どうなっていくのか(笑)せっかく携わっているのでこの先も作品を一緒に見守っていきたいですし、ここにいらっしゃるみなさんはジオン軍らしいので、この先のジオン軍は皆さまにお任せします!
潘さん:次回から本格的に“セイラ・マス”として生きていくのかと思うと、緊張していますが、ガンダムの世界は作品の中だけの話ではなく、近い将来私たちも宇宙に行くのかな…なんて考えたら、よりたくさんの方たちにこのメッセージが伝わればいいなと思うので、そんなこれからの未来に期待しています。引き続きよろしくお願いします。