今回初のお披露目となる完成披露舞台挨拶では、主演の野村萬斎をはじめ、宮迫博之、安田章大、杉咲花、木村文乃、ちすん、高畑淳子の豪華キャスト陣とともに、本作のオリジナル脚本を書き上げた古沢良太、メガホンをとった金子修介監督が勢揃い。

満席となった客席を前に、感無量の表情をみせる萬斎。
本作で演じた一風変わったキャラクターや現代劇に初挑戦したことについて熱く語り、トークでは他のキャストも交え、共演者のみぞ知る、萬斎の意外な素顔も明らかになった。

中でも宮迫、安田の関西弁の突っ込みには、タジタジの様子の萬斎。
そして、杉咲や木村、高畑も現場を振り返り、本作への自信もみせました。

舞台上には、萬斎さん演じる仙石の特殊能力”スキャン”する手をイメージし、高さ約3メートルの超巨大“スキャナー”ハンドが飾られ、最後、MCからの掛け声に、「スキャナー!!」と答える観客の歓声とともに会場は一体となり、イベントは盛大に幕を閉じた。

<映画『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』 完成披露舞台挨拶>

■日程:3月27日(日)
■場所:丸の内TOEI①(東京都中央区銀座3-2-17)
■登壇者:
野村萬斎 宮迫博之 安田章大 杉咲 花 木村文乃 ちすん 高畑淳子
古沢良太(脚本) 金子修介(監督) 計9名

=トーク詳細=

MC:お1人ずつ完成披露を迎え、お客様を前にしたお気持ちと共にご挨拶を
お願いします。始めに、残留思念をよみとることができる超能力者で、
人間嫌いの超ネガティブ男・仙石和彦を演じられました野村萬斎さんお願いします。

野村萬斎(以下、萬斎):ようこそおいでくださいました。これから皆さんには面白いものを
観ていただきます。オリジナル作品で、すごい展開になっておりますので、
ぜひ観終った後はSNSでよかったと呟いていただけたらと思います。

MC:続きまして、仙石の元・相方で、売れないお笑い芸人丸山竜司を演じられました
宮迫博之さんお願いします。

宮迫博之(以下、宮迫):どうも、宮迫です!皆さん、関ジャニ∞のファンでしょうけど(笑)、
最後まで息もつかない展開なので、お楽しみください!!

MC:事件捜査に闘志を燃やすエリート刑事・佐々部悟を演じられました
安田章大さんお願いします。

安田章大(以下、安田):(宮迫さんの自己紹介ネタ風に)安田です!

宮迫:それやっただけで、こんなに観客から悲鳴が上がるなんて…

安田:今日はありがとうございます。ずっとドキドキハラハラしっぱなしの作品です。
早く観ていただきたいので、このへんで挨拶終わらせます!

MC:続きまして、マイティーズの2人に事件の捜査を依頼する女子高生・秋山亜美を
演じられました杉咲花さん お願いします。

杉咲花(以下、杉咲):(宮迫さんの自己紹介ネタ風に)杉咲です!…すいません(笑)
今日観ていただいて、皆さんがどんなふうに思っていただけるのか楽しみです!

MC:亜美のピアノの先生で、マイティーズの特殊能力を信じ続ける沢村雪絵を
演じられました木村文乃さんお願いします。

木村文乃(以下、木村):…(宮迫さんの自己紹介ネタは)やらないですよ!(笑)
今日一日天気も良く、よい一日だったので、最後この作品でしめていただけたら嬉しいです。

MC:雪絵の同僚の音楽教師・伊藤忍を演じられましたちすんさんお願いします。

ちすん:こんなにたくさんのお客さんの前で緊張しています!今日やっと皆さんに
観ていただけるの嬉しいです。最後まで楽しんでください。

MC:続きまして、マイティーズが所属していた芸能事務所の女社長・峠久美子を
演じられました高畑淳子さんお願いします。

高畑淳子(以下、高畑):(宮迫さんのネタ風に)高畑です!去年暑い中での
撮影でした。今日お披露目できるのは、本当に嬉しいです。”記憶”って
面白いなって作品です。ちなみに事務所のシーンで私の若いころの写真があるので、
ぜひチェックしてみてください。(笑)

MC:本作のメガホンをとった金子修介監督お願いします。

金子修介監督(以下、監督):素敵なキャストに恵まれました。つまらなかったら、
私のせいです。(笑)面白かったら皆さんのおかげです。ぜひ楽しんでください。

MC:最後に、脚本を担当されました古沢良太さんお願いします。

古沢良太(以下、古沢):今日はありがとうございます。オリジナル映画は近年
作られることが少ないので、この脚本がこんな素晴らしい作品に仕上げていただき
嬉しいです。つまらなかったら僕のせいです。最後まで楽しんでください!