史上空前のエンターテイメント「スター・ウォーズ」シリーズの最新作にして、その新たなる3部作の1作目『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』がついに公開<12月18日(金)18時30分全国一斉公開>。この度、日本が世界に誇る世界遺産、京都 清水寺にて《『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風》(ニッポン画家 山本太郎 作)と、《「覚醒」の書》(清水寺 森清範貫主 揮毫)がお披露目された。

2015年“STAR WARS YEAR”の日本各地の盛り上がりは、さっぽろ雪まつり、青森県田舎館村の田んぼアート、青森ねぶた祭りでの<スター・ウォーズねぶた>の登場、鳥取砂丘の砂像“砂のスター・ウォーズ”、過去最大の観客動員を記録したカワサキ ハロウィンでのSWパレードなど1年間を通して日本各地の文化との融合し、その度に全世界から注目を集め、各地に海外からも観光客が増加するなど、その現象は世界規模に広がってきた。そして、日本の大きな盛り上がりが影響したのか、世界に先駆けて最新の予告編が日本で公開される異例の展開も行われ、日本国内でもその熱気は勢いを増している。
そんな日本文化との融合の集大成として、《『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風》・《「覚醒」の書》の制作が行われ、本日(11/30(月))、世界遺産 清水寺の平安時代より様々な芸能が奉納されてきた清水寺本堂舞台にて御本尊宝前お披露目が行われた。

清水寺には屏風と書を視察するため新型ストームトルーパー2体と、赤い十字のライトセーバーを持った山田啓二 京都府知事、ルーカスフィルムから公認さら新キャラクターを描き屏風を制作したニッポン画家山本太郎氏は青いライトセーバー携え登壇。世界遺産でのお披露目という緊張感が漂う厳正な雰囲気の中、カウントダウンと共に2人がライトセーバーを振り下ろすと制作作品が登場。見事に「スター・ウォーズ」の世界観を表現した美しい《『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風》には本作のヒロイン レイが風神となり、赤い十字のライトセーバーを持った悪役カイロ・レンが雷神として描かれ、力強い文字で書かれた《「覚醒」の書》はコロコロとした人気の新ドロイド BB-8をイメージし、少し丸く、しかし“STAR WARS YEAR”を象徴するような勢いを持って書かれている。
日本文化と「スター・ウォーズ」が見事に融合した両作品がお披露目されると、早朝に行われたイベントにも関わらず集まった観客達は「おおー!」と感嘆の声を上げていた。

>■京都府知事 山田啓二 コメント■
「スター・ウォーズ」は黒澤作品へのオマージュも多く、私自身は<最高のチャンバラ映画>だと思っていて、元々大好きで自宅にシリーズ全作品があります。
現在、京都は琳派400年という記念すべき年を迎え大いに湧いています。
そして、この屏風にも琳派の“たらしこみ”の雲の技法が活かさせていて美しい作品ですので、是非、「フォースの覚醒」大成功を願うと共に京都にこの屏風を見に来てほしいです。

>■ニッポン画家 山本太郎 コメント■
お話を頂いた時は、まさか自分が「スター・ウォーズ」の新作に関わることになるとは思わず大変なプレッシャーを感じましが、大変光栄でした。(風神レイは)非常に美しい女性で、日本画が持っている美人画の美しさが出るよう意識しました。BB-8はペットのような愛らしさを出すように致しました。カイロ・レンは悪の心の表現と、黒い衣装のキャラクターなの、黒色の描き分けには苦心しました。

『スター・ウォーズ』は日本文化に多大な影響を受けており、日本文化もまた『スター・ウォーズ』の影響を受けている。今年は、江戸時代に現れた装飾的な作風を特色とする、俵屋宗達、尾形光琳といった芸術家の一群をゆるやかにつなぐ“琳派”が400年を迎える年。
新たなる3部作公開と琳派400年を記念して、レイとカイロ・レンが屏風に描かれたが『スター・ウォーズ』がこのような形で描かれるのは世界でも初めてであり、日本のファンのみならず世界中から熱い視線が注がれることは間違いない。

>【スター・ウォーズ/フォースの覚醒】概要
映画を超えた史上空前のエンターテイメント『スター・ウォーズ』、その新たなる3部作の第一弾。
『ジェダイの帰還』から約30年後を舞台に、フォースを巡る全く新しい“家族の愛と喪失の物語”が描かれる。砂漠の惑星で家族を待ち続けている孤独なヒロイン、レイの運命は“ある出会い”によって一変することに…。
旧シリーズの不朽のキャラクターたちに加えて、重要なカギを握るドロイドBB-8、ストームトルーパーの脱走兵フィンなどが登場。世界中が注目する悪役は十字型のライトセーバーを操るカイロ・レン。