2016年1月1日に開局20周年を迎えるCSチャンネル「ファミリー劇場」。記念すべき20周年に向けて、さまざまな企画、番組ラインアップを発表する、20周年記念イベントが開催され、新世紀のオカルトバラエティ番組『緊急検証!シリーズ』より逸見太郎、辛酸なめ子、大槻ケンヂ、また刑事ドラマの金字塔『西部警察』や『太陽にほえろ!』より石原裕次郎のモノマネでお馴染みのゆうたろう、26年ぶりにCS初放送されたあの木曜スペシャル『Mr.マリック超魔術シリーズ』よりMr.マリックさん、また来春CS初放送でお送りするNHK連続テレビ小説『あまちゃん』よりベイビーレイズJAPAN、そして今をときめく声優男子たちが集結するバラエティ番組『声優男子ですが…?』より声優の上村祐翔、河本啓佑、小林裕介、白井悠介、山本和臣が登壇し、まさに20周年に相応しい「ファミリー劇場」の“現在”と“未来”を担う豪華な出演陣が一堂に会すイベントとなった。

イベント冒頭は、「緊急検証!」チームの辛酸なめ子、大槻ケンヂは20周年を迎える「ファミリー劇場」への印象を問われると、「録画率の多い番組ですが、本当に“ファミリー”なのか…?家族で見ていると気まずくなるのではないか…?」と大槻が答え、辛酸は「ディープな作品が多いという印象ですね。でも、その気まずさを乗り越えてこそ家族の結束が強くなるのかな〜。」と笑いを交えながら答えた。
来年20周年を迎える「ファミリー劇場」を祝し、彼らが見守る中、それぞれの番組の出演者たちが続々登場。「声優男子ですが・・・?」の声優たちが、自作のキャラクターに声をあてる公開アテレコを披露。その場で、大槻ケンヂ率いるロックバンド「特撮」と、番組「声優男子ですが・・・?」シーズン2主題歌を自作キャラクターたちが歌う“コラボキャラクターソング”の制作を発表されると、大槻は「皆さんが考えてくれたキャラクターを見て今回の曲をイメージしました。歌声が入った状態の曲を聴いたがそれぞれのキャラクターの雰囲気が出ていて、みんなとても素晴らしかった!」と予想以上の出来栄えの様子で、シーズン2への期待を声優陣と共に伝えた。
続いて来春3月より「ファミリー劇場」にてCS初放送となることが発表された、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』よりベイビーレイズJAPANが登場し、本作に登場する「暦の上ではディスセンバー」を生ライブ披露。社会現象になったドラマ「あまちゃん」に関してからベイビーレイズJAPANのメンバーである傳谷は「私たちも、もちろん『あまちゃん』は観ていたのですが、笑いあり、涙ありで毎日、前向きに1日をスタートできるようなドラマでした!」と当時の思い出が語られた。また「あまちゃん」の放送に向け、同じくメンバーの林は「皆さんもまた是非『あまちゃん』で元気をもらっていただければと思います!」と答え会場を盛り上げた。
そして「ファミリー劇場」にて大好評放送中の刑事ドラマの金字塔『西部警察』や『太陽にほえろ!』より石原裕次郎のモノマネでお馴染みのゆうたろうが石原裕次郎の代表曲「夜霧も今夜は有難う」を熱唱し階段をおりながらステージに登場するも、時間の関係でワンフレーズのみとなるハプニングが発生。ゆうたろうから「もう俺の出番は終わりかよ!?まだ舞台まで降りてないぞ!それに用意されたグラスが小さい!」とぼやきつつも会場の笑いを誘いながら会場を後にした。
最後に登場したのが、26年ぶりにCS初放送されたあの木曜スペシャル『Mr.マリック超魔術シリーズ』で当時「超魔術」ブームを巻き起こし社会現象となったMr.マリックが登場。今もまったく色褪せない超魔術を会場で披露し、大槻ケンヂから「僕は違う角度からしっかり見ていたのですが、ビックリです!まさに20周年に相応しい超魔術ですね!」と興奮気味に語られ会場は驚きに包まれた。
最後に、大槻は「SNSなどで繋がっている人たちと面白さを共有できるコンテンツとして今の時代に凄く合っていると思う。“ファミリー”は家族という意味ではなく、もっと大きな思想を感じました!」と、辛酸は「ファミリー劇場は刺激を与えてくれるチャンネルです。」と20周年を迎えるファミリー劇場の面白さを存分にアピールしイベントは終了した。また来年1月10日(日)22:00〜1月11日(月・祝)18:00に『開局20周年!ファミ劇成人式20時間生放送!(仮)』の20時間生放送が発表なった。