9月21日(土)  第61回サン・セバスチャン国際映画祭にて是枝裕和監督最新作、福山雅治主演映画『そして父になる』の公式上映が行われ、福山雅治さん、是枝裕和監督が参加いたしました。

昨日のレッドカーペットにはアネットベニング、ミッシェルヨー、オリバーストーン、テリーギリアムなど映画界の巨匠やセレブが多数参加。メキシコ出身の人気俳優ディエゴ・ルナと福山さんの歓談もみられました。

『そして父になる』 第61回サン・セバスチャン国際映画祭 公式上映 概要

実施日:9月21日(土)
20:10〜20:15 (日本時間:22日(日)3:10〜3:15) 公式上映レッドカーペット
20:30 (日本時間:22日(日)3:30〜) 上映前舞台挨拶
22:30 (日本時間:22日(日)5:30ごろ) 上映終了
22:40〜55 (日本時間:22日(日)5:55ごろ) 上映後観客コメント

<公式上映 レポート>

第61回サン・セバスチャン国際映画祭の公式上映が行われ、昨日のオープニングセレモニーに引き続き、福山雅治さん、是枝裕和監督が参加した。
約200メートルのレッドカーペットは沿道の両脇を埋め尽くす地元映画ファンで大熱狂!
福山さんはサインや写真撮影に応じた。

上映前の舞台挨拶では、福山さんはこの地域の人が話すバスク語もまじえてスペイン語で挨拶!

「こんばんわ(バスク語でも挨拶)福山雅治です。サンセバスチャンは大好きな街です3回目です映画楽しんでください。ありがとうございます。」

挨拶後は、「スペイン語は日本語のカタカナみたいに話して大丈夫と聞いていたのですが、ど頭でつまづいてしまいまして、、。おかげで緊張がとれてスムーズに話せました。」と笑いながら感想を語った。

上映後は2回にわたりわき起こる拍手!
上映後ロビーで待機していた観客にあたたかい拍手、ブラボー!コングラチュレーション!という歓声で送り出される福山さんと監督。
福山さんは「上映後の観客の熱気がすごく、(カンヌに続き)また届いたと感じました。」
監督は「出口まで観客の方が待っていてくれて、暖かい拍手を聞いて作ってよかったと改めて思いました。」とコメントし、興奮冷めやらない様子。

発表モニターに映し出された観客のレーティング映像では、風立ちぬなどの競合作を抑えて暫定1位!
観客賞に王手がかかった。

<上映後観客のコメント>

・非常に気に入った。一番は難しいシチュエーションを映画らしく描いていることがファンタスティック!
・とても気に入った全部よかった。どんな選択が子供にとって、親にとって一番なのかすごく考えた。
・とても気に入った。感情移入して考えた。自分がどうするか自分も3人の子供の父としていろいろ思った。
・とても気に入ったすごく感情移入できた。特に私は母親だから母役の二人、一人しか子供がつくれない女性に感情移入した。
私は母として絶対に育てた子を手放さないと思った。
・是枝裕和監督は家族のテーマをうまく扱っている。彼の作品をみるのは3本目。今回映画祭には彼目当てできた。
・これがみたくてサンセバにきたけど、その価値があった。