映画『飛べ!ダコタ』新潟先行ロードショー初日舞台挨拶
油谷誠至監督作品、比嘉愛未初主演の映画『飛べ!ダコタ』が、9 月7日(土)より、イオンシネマ新潟南、イオンシネマ新潟西、ユナイテッド・シネマ新潟、T・ジョイ新潟万代他新潟県内 7 館で公開しました。このたび、新潟先行公開初日の9月7日(土)、主役の森本千絵子を演じた比嘉愛未、そして油谷誠至監督が新潟市内4館で舞台挨拶を行いました。各館満員御礼の中、舞台挨拶に登壇しました。
10 月 5 日(土)よりは、シネマスクエアとうきゅう、有楽町スバル座他全国で公開いたします。
<概要>
『『飛べ!ダコタ』新潟先行ロードショー初日舞台挨拶
日時:9月7日(土)
場所:イオンシネマ新潟南、イオンシネマ新潟西、ユナイテッド・シネマ新潟、T・ジョイ新潟万代
登壇者:油谷誠至監督、比嘉愛未
ゲストが登場すると、満員の場内からは大きな拍手が沸き起こりまた。上映後、泣いていた人々は舞台挨拶でもまた感極まる姿が度々見かけられました。
Q.作品の中で一番伝えたかったこと
監督:戦後の日本がどういう状況だったか。女性がどんな状況で子どもや夫を戦地に送り出し、それを受け入れたか。撮影に入る前に当時の様子
を知る人々に取材をしたうえで、自分なりに想像して、人々の悲しみや、絆を表現しました。ダコタに火をつけようとする健一を千絵子が止めるシーン
で、千絵子は初めて自分の(この時代の女性の)気持ちを吐露します。伝わって入れば嬉しいです。
Q.一番思い出に残ったシーン
比嘉:健一がダコタに火をつけるシーンです。その冬の一番の嵐の中、夕方 18 時から翌朝 5 時までかかりました。極限を越えると緊張を感じなくなり、
千絵子のセリフが自分の言葉として自然に出てきました。こういったことは役者人生の中でなかなか感じられるものではなく、そういった作品と出会え
た自分は幸せだと思いました。
Q.エキストラの演技
監督:佐渡だけではなく、全国から参加してくれました。ダコタを浜から引き上げるときも自然で違和感なく演じてくれている。絵に写っている人もそう
でない人も、たくさんいますが、作り手の気持ちに寄り添ってくださったので本当によかったと思っています。
Q.佐渡の魅力
監督:佐渡は宝の島とよくいっていました。本当においしい食べ物、お酒があります。
比嘉:佐渡の食べ物はおいしさのレベルが違うんです。寒ブリを初めて食べたときはびっくりして暫く停止してしまいました。
Q.新潟のみなさんにひとこと
比嘉:この 67 年前の実話を、佐渡・新潟でも知らなかった方々が多かったんです。若い人・子供たちにも見てほしい。未来に向けた希望
の映画です。今日は『飛べ!ダコタ』の誕生日。これから全国へはばたいていってほしいと思います。みなさんも応援してください!