講談社発行コミック誌「モーニング・ツー」にて絶賛連載中、世界最大の博物館のひとつである、あの大英博物館でも展示され、世界中から注目を集める、1000万部突破した大人気コミック「聖☆おにいさん」のアニメ映画が、5月10日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズ他全国のスクリーンにて上映致します。

上映前の舞台挨拶には、ダジャレやお笑いをこよなく愛し、新しいモノ好きな浪費家イエス役・森山未來と、自分とお金に厳しく、シルクスクリーンでTシャツを作るのが大好きなブッダを演じた星野 源が登場。
共に、本作が声優初挑戦となった二人は、それぞれの思いを振り返りながら絶妙なコンビネーションでトークを展開。

また、コミックでもおなじみブッダの趣味である“シルクスクリーンTシャツ作り”にちなんで、お互いにプレゼントしたい言葉を入れたTシャツを制作し、プレゼントし合うという企画が用意され、観客とともに盛り上がりました。

日程:4月18日(木)18:30〜舞台挨拶
場所:台場シネマメディアージュ スクリーン1
登壇者:イエス役・森山未來、ブッダ役・星野 源
MC:mic

■お二方とも声優は初挑戦だったんですね。

森山:オファーを受けた頃は舞台をやっていたんですが、キリスト教をモチーフとした作品だったので、何か縁を感じました。僕も源ちゃんも声優は初めてだったし、もちろん源ちゃんと共演できるのもうれしいと思っていたけど、「なぜ声優さんでなく役者である僕らなのか」というのは監督ともよくお話して、結果「声優でない僕らにできることをやろう」という気持ちで挑みました。

星野:
僕は昔からアニメーションが好きで、どっぷりつかっていたんです。ずっと「あの中に入りたい!」と思っていたくらい(笑)なので、お話を頂いた時はうれしかったし、普段は役者としてお芝居をやっている者がアニメーションに声をあてるハードルの高さも感じていたけど、本当にずっとあこがれていた世界だったので、お引き受けしました。すごいうれしかったです。

■じつは本日、コミックでもおなじみ、ブッダの趣味であるシルクスクリーンTシャツつくりであるということから、森山さん、星野さん、お二人にお互いがプレゼントしたい言葉を入れたTシャツを制作しました。

森山さんが星野さんにあげたいTシャツの言葉をお選びになった理由は?

森山→星野「腹痛」
「喜んでいただけるかどうかわかりませんが…」
源ちゃんはおなかが弱いというのを聞いたことがあったのと、ブッダも同じく、もともと胃腸が弱かったという説もあることから、愛を込めて。

星野さん、森山さんにはなぜこの言葉をお選びになりましたか?

星野→森山「野宿」
「僕しか知らないことかもしれない…」
先日、一緒の取材の時に唐突に「俺しばらく野宿してたんだ」って言い出して、「なんで?」って聞いても「なんとなく」とか言うから、すげーなって(笑)衝撃的すぎて、「野宿」しか浮かばなかった(笑)俺なりの「すごいね」という気持ちです。

■最後にご挨拶

星野:みなさんに心から楽しんでいただければ幸いです。映画の最後には僕がつくった主題歌も流れますので是非、聞いて下さい。この曲は僕がずっと漫画やアニメーションがずっと好きで「本当に凄い!」と思っていた気持ちを込めました。是非聴いてください。そして、ブッダやイエス、街の雰囲気や流れる空気感、季節感は普段僕らが忘れてしまっていた感覚を思い出させてくれるんじゃないかなと思います。最後まで楽しんで下さい。

森山:この映画は、イエスとブッダが立川という街に降り立ってバカンスを過ごす春夏秋冬を描く映画です。四季やのどかでシンプルだけどあたたかい町並みを二人が感じて行くところを楽しんでいただけたらと思っています。気に入っていただけたら、「おもしろかった」と周りの方にお伝えいただければ幸いです。ありがとうございました。