この度、世界のセックス・シンボルと謳われたマリリン・モンローの誰も知らなかったラブロマンスを描いた『マリリン 7日間の恋』の3/24からの全国公開に先駆け、ミシェル・ウィリアムズの来日を記念した会見を行いました。
マリリン・モンローが実際に泊まった帝国ホテルでの会見を受け、魔法の様なめぐりあわせだと語り、また、愛娘たっての希望で日本へ寄付金を持ってきた、初来日となったミシェル・ウィリアムズの魅力に会場は包まれました。
花束ゲストとして西山茉希さんが登場し、ミシェルの来日を歓迎すると共にマリリン・モンローの50年もの間、秘められた恋と年下の恋愛について語り合いました!!

《記者会見》
■日 時:3月14日(水)
■場 所:帝国ホテル 
■ゲスト:ミシェル・ウィリアムズ(30)、西山茉希(26)

●まず、挨拶をどうぞ
ミシェル:(日本語で)コンニチハ、ゲンキ?(英語で)日本語も多少学んだので素敵な日本での滞在を満喫してます。

●好きな日本語はなんですか?
ミシェル:モシモシ (会場:笑)

●本年度の映画賞では、ゴールデン・グローブ賞ミュージカル/コメディ部門主演女優賞を受賞、アカデミー賞主演女優賞ノミネートされるなど常に話題を呼び、数々の賞に輝きました。おめでとうございます。世界中から、その演技力を称えられましたが、今どんなお気持ちですか?
ミシェル:ありがとうございます。この場所に立つことができて、とても嬉しいです。

●ここ帝国ホテルは、マリリン・モンローがジョー・ディマジオとの新婚旅行の際に宿泊したホテルです。まさに、このような記者会見も行われました。今、どんなお気持ちですか?
ミシェル:魔法のようなめぐりあわせだと、すごく思います!「王子と踊り子」を、マリリン・モンローが演じた時が、今の私と同じ年齢でしたし、このロケーションも実際にマリリンが使っていたということで、とても嬉しいです。

マスコミからのQ&A
●マリリン・モンローを演じる上で、歌のレッスンなどはされたのですか?
ミシェル:何度も彼女の作品を見て、映画だけではなく、テレビ・ラジオも何度も見て参考にしました。ありとあらゆる残っている資ですね。彼女が持つ個性がとても素晴らしく、すごく惹かれました。歌に関しては、3週間は練習しました。

●マリリン・モンローという世界のセックス・シンボルであり、伝説の女優を演じるというオファーをもらったとき、どのような気持ちでしたか?不安やプレッシャーはありましたか?
ミシェル:プレッシャーはありました。自転車の前輪と後輪のように、バランスがとれていないと良いものはできないと思います。なので、内面と外見を同時にアプローチしました。大切なことは、こうしようと思うのではなく、たくさんリサーチをして、見たり聞いたりして、自然に作り上げていくことだと思っています。

●ミシェルさんも、マリリンと同じ境遇でイギリス人の俳優に囲まれ撮影に臨んだかと思いますが、イギリスでの撮影時の思い出はありますか?
ミシェル:王子と踊り子の撮影の時とは時代が違うので、今のイギリスの製作スタッフはすごく優しいウェルカム体制でした。

●お気に入りの撮影場所はありましたか?
ミシェル:どれも全て特別なロケ—ションでした。中でも、パークサイド・ハウスでは、よりマリリン・モンローを感じることができたと思います。本人が実際に使った場所で、この役ができて良かったです。

●マリリン・モンローが生き返って、本作品を見たらどんなことを言ってもらいたいですか?
ミシェル:とても恐れ多くて、わからないです。逆に、私が「どうだった?」と聞きたいです(笑)

●ミシェルさんが、マリリン・モンローの作品で一番好きな作品は何ですか?理由も教えてください。
ミシェル:『熱いのがお好き』です。これは、マリリン・モンローが絶頂期だった頃だと、私は思います。何度繰り返して見ても飽きない作品です。ただ、一番好きな映画を絞るのは苦渋の選択なのよ。

●マリリン・モンローと言えば、寝ている時に着ているのはのはシャネルの5番という話がとての有名ですが、これは、日本にマリリン・モンローが来日した際に話したとのことですが、ミシェルさんは、何をつけて寝ているのですか?
ミシェル:世界で数人しか知らない、秘密です(笑)

●今回、実はミシェルさんと6歳になる娘さんが、昨年3月におこった、東日本大震災で被害を受けられた被災者の方々への寄付をしたいとのことで、その寄付金を頂戴致しました。この寄付金を角川書店にてお預かりをし、後日責任を持って、福島県の「東日本大震災ふくしまこども寄付金」へ寄付をさせて頂きたいと思います。
ミシェル:昨年の3.11には娘もショックを受け、『何か日本のために出来ることはない?』って聞かれたんで、(寄付をするための)ガラス瓶を置くことにしたの。そこにマチルダがお手伝いをしたりするとミシェルがお小遣いをいれてあげるにしたの。今回来日があったために、一杯になったガラス瓶を持ってきました。今回、それを寄付したいと思います。

会場拍手

※花束ゲスト、西山茉希さんのご登場

●実際にミシェル・ウィリアムズさんにお会いしていかがですか?
西山:映画の印象よりも小柄で、でもマリリンと同じ様な魅力を持ち合わせている方だなと思いました。

●この作品ではコリン・クラークとの、50年間封印されてきた“秘められた恋”が描かれていますが、もし自分がマリリンの立場だったらどうしますか?
西山:自分がその立場に立つことはないと思いますが、やはり周りにとらわれずに、素敵な感情で生きる2人を感じて、私は人間的に好きだし、素敵だと思いました。