鈴木京香主演、17歳年下の男性とのスキャンダラスな純愛を描き、大人の女性を中心に多くの話題を呼んでいる映画「セカンドバージン」が、ついに9月23日(金・祝)よりスクリーンに登場します。

そして公開を間近に迎え「セカンドバージン」の主要キャスト・鈴木京香、長谷川博己とそして黒崎博監督が、本映画のロケ地でもあったマレーシアに凱旋上陸!
例年開催されている“マレーシア日本映画祭”にオープニング作品として招待され、キャスト陣によるマレーシア日本映画祭オープニング舞台挨拶、レッドカーペット、および記者会見が、首都・クアラ・ルンプールにて行われました。

【マレーシア日本映画祭】
鈴木京香 他 豪華キャストによる舞台挨拶&レッドカーペット

04年からスタートしたマレーシア日本映画祭。例年では政府関係者やマレーシア著名人の参加で注目を集める同映画祭に、今年は「セカンドバージン」旋風が吹き荒れた。
9月13日上映回前、清純かつ女性の艶やかさを放つスカイブルーのドレス姿でレッドカーペットに登場した鈴木京香に、現地の観客&マスコミ陣からはため息にも似た歓声が沸き、それに応えるようにギャラリーへ固い握手を交わしていく鈴木を、凛々しいタキシード姿でエスコートする長谷川博己はその相手役に相応しく、観客を魅了した。
舞台挨拶時の客席は日本とマレーシアの国旗を振る姿であふれ、鈴木は冒頭、「スラマップタン!(こんにちは)」とマレー語で挨拶し、「応援してもらえてとても嬉しく、感激しています」と、ロケ時からのマレーシアへの思いを述べる場面も。
また長谷川は「おおらかな気持ちでご覧頂けたら。テリマカシ(ありがとう)」と、鈴木と同じくマレー語で感謝を告げた。終了時には映画の象徴である大量のマレー蝶の紙吹雪が宙を舞い、会場は現地気温に負けない熱狂に包まれた。

<映画祭情報>
■マレーシア日本映画祭:
国際交流基金クアラルンプール日本文化センター主催による、04年からスタートした毎年恒例の映画祭。在マレーシア日本国大使館、在ペナン総領事館協力のもと、政府関係者やマレーシア著名人をゲストに迎え、盛大なセレモニーと共に厳選された日本映画の上映を行うイベント。今回、マレーシアをロケで訪れた「セカンドバージン」はマレーシア日本映画祭 オープニング作品として招待され、鈴木京香・長谷川博己・黒崎監督によるの豪華舞台挨拶が行われた。

■日時:9月13日(月) ※開催期間は13日〜25日

■場所:マレーシア クアラ・ルンプール GSC Pavilion

■出席者:鈴木京香、長谷川博己、黒崎博監督、ヌル・エルフィラ・ロイ(マレーシア人 新進女優:劇中ではリン役で出演)

18:30〜記者会見
20:00〜レッド・カーペット
20:35〜マレーシア日本映画祭 オープニング舞台挨拶

司会:黒崎博監督、ご挨拶をお願いいたします。

黒崎監督:みなさんこんばんは、日本の映画ですが、マレーシアでとても多くの大事なシーンを撮影いたしました。マレーシアの土地や天気、スタッフから大きな力を得て作った作品です。日本の物語ではありますがマレーシアの方々にもきっと楽しんでもらえることと思います。このあと、オープニングで上映していただけるということなので、どうぞよろしくお願いいたします。

司会:では、鈴木京香さん、お願いいたします。

鈴木:みなさんこんばんは、中村るいを演じさせていただきました鈴木京香です。
今年の初夏に日本とマレーシアを舞台に撮影を進めてまいりましたが、今日みなさんに観て頂けるということで、感激でいっぱいです。撮影中はマレーシアのスタッフの方にたいへんお世話になりましたし、ロケ先で素敵な方々にもお会いしました。わたしたちがマレーシアに興味を持ったように、この映画をご覧になった方で日本のことをより一層興味深く感じてくださるとうれしく思います。日本での上映の前に、まずマレーシアのみなさんがどのような感想を持っていただけるか聞くのをとても楽しみにしおります。
どうぞごゆっくり楽しんでいってくださいませ。ありがとうございました。

司会:つぎに、長谷川博己さん、お願いいたします。

長谷川:鈴木行を演じました長谷川博己です。みなさんこんばんは。今回僕は初めて映画に出演したのですが、こうやって初めての作品にも関わらず、異国の地であるマレーシアの映画祭に参加することができて、とても光栄に思っています。この作品は、死の香りが漂う純愛の物語です。マレーシアのみなさんがどのように感じられるのか、非常に興味があります。ぜひ、おおらかな気持ちでご覧になってください。よろしくお願いいたします。テレマカシー(ありがとう)。

<質疑応答>

Q:なぜ、マレーシアで撮影されたのでしょうか。(英語)

黒崎監督:シナリオを作る前に、アジアのいろいろな国に行き、ロケーションスカウトしてきました。主人公の女性と男性のふたりを、日本とまったく違った世界の果てみたいなところにポツンとおいて、物語を始めたいと思ったのです。いろいろなアジアの国をまわっていくなかで、マレーシアが一番ふさわしいと思って、物語をはじめました。

Q:テレビを見ていないのですが、テレビドラマの続きなのでしょうか、それともダイジェスト版のようなものですか?(英語)

黒崎監督:この映画は新しく作った1本の映画だと思って楽しんでください。テレビをみていなくても全く問題ないと思います。僕たちはテレビドラマのときに、主人公の女性るい、そして男性の行という人間の物語を長い時間をかけて描いてきました。
そのときの人間のキャラクター、人格だけは変えないように作りました。ストーリーは新しいものですが、人格は変わっていません。だから今日初めて映画をご覧になる方も楽しんでいただけると思います。