映画『タクミくんシリーズ Pure〜ピュア〜』完成披露試写会
12月4日(土)、永田町・三宅坂ホールにて、映画『タクミくんシリーズ Pure〜ピュア〜』の完成披露試写会が行われました。
累計400万部を超える超人気ボーイズラブ小説「タクミくんシリーズ」(角川ルビー文庫・刊)の映画化シリーズ4作目の本作。今回は三洲と真行寺の屈折した恋愛ハーモニーを中心に、3組のカップルの恋模様を描いています。
第1作目からレギュラー出演している葉山託生役の浜尾京介さん、今回のストーリーの中心である三洲新役の馬場良馬さん、真行寺兼満役の内藤大希さんをはじめ、赤池章三役の滝口幸広さん、相楽先輩役の広瀬友祐さん、吉沢道雄役の小林豊さんという豪華主要キャストと、横井健司監督が揃って舞台挨拶を行いました。
MC:まずは一言ずつご挨拶をお願いします。
馬場:「黒髪になりました!今日は茶髪に戻してこようかとも思ったのですが、勇気がなくてできませんでした(笑)。三洲新役を演じました馬場良馬です。」
内藤:「お忙しいなか、足を運んでいただきありがとうございます。真行寺兼満役の内藤大希です。」
滝口:「赤池章三役の滝口幸広です。観て下さったらわかると思うのですが、4作目になり、だんだん出番が少なくなってきました!次回はおそらく歩いているくらいかもしれません。(爆笑)」
広瀬:「今回初めてのタクミくんシリーズの出演だったのですが、知っているキャスト同志でとてもやりやすかったです。相楽先輩役の広瀬友祐です。」
小林:「吉沢道雄役の小林豊です。今回は映画初出演でしたが、監督、出演者の皆さんに支えられてがんばることができました。」
浜尾:「こんにちは!今日はギイ(崎義一役の渡辺大輔))がいないのでちょっとさびしいですが、皆さん楽しみましょう!」
横井監督「みなさん、映画は楽しんでいただけましたでしょうか?(会場拍手)寒い中、こんなにたくさんの方々にお越しいただけて本当にうれしく思っております。」
MC:三洲と真行寺の二人を見ていると、まだ付き合いたての感じがヒシヒシと伝わってきますが、今作のタクミとギイは結婚5年目かと思うほど、しっくりきていましたね?二人の歯車がぴったり合っていて、安心して観ていられました。
浜尾:「ありがとうございます!タクミを演じるのは1年ぶりだったので、役を取り戻すのに苦労しましたが、みなさん、どうでしたか?(会場拍手)」
MC:この映画で一番グッときたせりふが、「自分だけが相手に恋をしているんじゃないか?」という真行寺のせりふなのですが、皆さんもそんなふうに思うことはありますか?
滝口:「みんなあるんじゃないですか。みんなはじめは「この人どう思っているんだろう?」とか思いますよね。タクミとギイもはじめはそうだったじゃないですか。」
馬場:「三洲自身も思っていますからね。強がった態度をとりながらも、実はチキンハートなんですよ!」
MC:いま流行りのツンデレですね!ツンツンデレデレ。
馬場:「ツンツンデレくらいですかね(笑)。」
MC:1個のデレがまたいいんですよねぇ。みなさんのおすすすめのシーンはどこですか?
馬場:「これまでのタクミくんシリーズ第3弾、第4弾と出演させていただいて、ぼく自身がタクミくんシリーズの世界観がとても好きなので、今回もこの世界観を崩さないようにしようと思いましたし、全体の雰囲気がおススメです!」
MC:あの大自然のなかを走るシーンもよかったですよね?あの霧は自然発生したんですか?
横井監督:「あれはつくったんです!気分で作れたんですよ!!」
MC:えぇ〜、本当ですか!?どういう意図があって霧のシーンにしたのですか?
横井監督:「いや…単純に雨が降ってしまって…。」
全員:「早いな〜ばらすの!!(笑)」
横井監督:「本当は晴れのなか撮る予定だったのですが、真行寺の心情的にも雨のほうがふさわしいだろうということになって撮影を決行しました。内藤くんには7,8回走ってもらいましたね。」
内藤:「実は靴が大きくて、1度目は左足の靴が脱げて、2度目は右足の靴が脱げて、だんだん雨で靴の中に水がたまってぴったりしてきて、靴が脱げずに早く走れるようになりました。(笑)」
MC:浜尾さんは、おススメのシーンはどこですか?
浜尾:「今作は、タクミとギイのカップルだけでなく、三洲と真行寺、高林と吉沢の2組のカップルの恋模様が描かれているので、やっぱりそこが見どころだと思います。」
小林:「僕は、高林役の亮君とのシーンは、「あぁ恋だなぁ」と、演じていて温かい気持ちになっていました。最後のシーンを撮る前日は、二人一緒の布団で寝ました!(会場ざわめき)」
と、話が盛り上がっているところで、会場お待ちかねの抽選会が!抽選で選ばれた6名のお客様へは、それぞれの出演者から、全員の直筆サイン入りタクミくんシリーズ原作本がプレゼントされました。
MC:それでは、あっという間にお時間になってしまいました。最後にご挨拶をお願いいたします。
馬場:「いままでのタクミくんシリーズの世界観をこわさないように、真行寺と力を合わせて、監督・スタッフの皆さんの力を借りながらつくりました。これがまた次につながる作品になればうれしいです。末永くよろしくお願いします!」
内藤:「こんなに貴重すると思っていなくて、あっという間でした。撮影期間は短かったですが、スタッフの皆さんが現場を温かくしてくださって、楽しく、がんばることができました。皆さん、Pureをよろしくお願いします!」
滝口:「今日はご来場いただきありがとうございました。お友達、お母さん、お父さん、学校の先生(笑)、皆さんを連れて、また劇場に遊びに来てください!」
広瀬:「この作品を通して、忘れかけていたピュアな気持ちを思い出すことができました。本日は本当にありがとうございました。」
小林:「映画は、つくる側だけじゃなくて、観ていただかないと完成ではないなと思うので、今日は観ていただけて本当にうれしく思っています。これからも僕たちをよろしくお願いします!」
浜尾: 「タクミを演じるのが久しぶりだったので、不安なことばかりだったのですが、スタッフ、キャスト全員が一生懸命つくりました。タクミとギイだけでなく、3組のカップルの恋模様が描かれた見どころいっぱいの作品になっていますので、2回、3回、4回と観ていただけたら嬉しいです!」
横井監督:「今回、タクミくんシリーズに関わらせていただいて3本目となりますが、一貫した世界観で作品をつくってこれたことが、なによりもこの作品に対するやりきれたという強い気持ちになっています。ファンの皆さんの支持があって第4弾までたどり着きました。これからも皆さんから応援をいただいて、この先続けていけたらいいなと思っております。今日はありがとうございました。」