東京国際映画祭:映画祭大使 木村佳乃がグリーンアンバサダー杏とともに開幕宣言。
「オーシャンズ」よりジャック・ペラン監督、ナレーションの宮沢りえが登壇!
10 月17 日(土)に、第22 回東京国際映画祭が鳩山由紀夫内閣総理大臣ご夫妻をお迎えして、たくさんのゲストとともに、オープニングを迎えました。オープニングのグリーンカーペットに続き、セレモニーが執り行われました。
第22 回東京国際映画祭がこの日、たくさんのゲストともに、華やかにオープニングを迎えました。
映画祭大使の木村佳乃さん、グリーンアンバサダーの杏さんが登場し、TIFF チェアマンの依田巽とともにゲストをお迎えしました。今年の映画祭は約200M のグリーンカーペットをハリウッドスターのサム・ワーシントン、シガーニー・ウィーバーを始め、沢山の映画人が歩きました。
その中でもグリーンカーペットを歩かれた鳩山由紀夫内閣総理大臣は「映画スターになったようでとても良い気分です。世界中の素晴らしい映画が東京に集まるのは喜ばしいことです。妻とニューヨークのピッツバーグに行ったのですが『おくりびと』が話題になっていたり、『積み木の家』がアカデミー賞を受賞したり、日本の映画は世界の人々にとって大変魅力的だということです。映画には、政治以上に人々の意識を変える力があると思います。エコロジーというテーマでも競い合う映画祭であってほしい」と映画祭の開幕を祝った。幸夫人も笑顔でカーペットをご一緒に歩かれました。
続いて経済産業省増子輝彦(ましこてるひこ)副大臣が主催者団体を代表して挨拶。「世界各国から多くの皆様がお集りになった素晴らしいセレモニーになりましたね。おめでとうございます。鳩山総理は、国連で「CO2 削減目標25%」という歴史的な宣言をされました。環境と文化と芸術、様々なコンテンツを合わせながら、日本から世界へ意義あるメッセージが広がっていくよう期待しております」と本映画祭に相応しいコメントを残しました。
また、本年度のコンペティション部門審査委員長であるアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督は「9年前にこの映画祭で上映するために来日し、日本の伝統や文化に刺激を受け続けています。またこの映画祭に戻ってくることができて嬉しく思っております」とコメント。
最後にオープニング作品である『オーシャンズ』のジャック・ペラン監督、ジャック・クルーゾー監督、日本での公開時のナレーションを務める宮沢りえさんらが登場。ジャック・ペラン監督は「オープニング作品として披露できることを大変光栄に思っております。この映画を通して伝えたいのは単に美しいものだけではなく人間が海を荒らしている現状も皆さんにご覧いただきたい。豊富な資源や海を取り戻すのに遅いということはないことを知って欲しい」と環境を考え厳格にコメント。宮沢りえさんは「こんなにも未知なる世界が広がっていることにわくわくし、次のシーンが早くみたい、と思う作品です。また、素晴らしい海を失いたくない気持ちになりました。オリジナルのナレーションはジャック・ペラン監督が付けていてそれがとても素晴らしかったのですがこういう役目をいただいたので観ていただく方の心に浸透するようなナレーションにしたい」と意気込みを語りました。
本日のオープニングイベントでは、グリーンカーペットの一般観覧人数7000 人、マスコミの数も500 を超え、大変な賑わいを見せ、華やかで記念すべき第22 回東京国際映画祭が開幕致しました。
●日時:10 月17 日(土) 18:00 〜 18:45
●場所:TOHO シネマズ 六本木ヒルズ Screen7
●登壇者:内閣総理大臣 鳩山由紀夫、鳩山幸夫人
第22 回東京国際映画祭チェアマン 依田巽
映画祭大使 木村佳乃
● ゲスト
ジャック・ペラン監督、ジャック・クルーゾー監督、宮沢りえ 他 (敬省略)