この度、12/12公開『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』に登場するのウルトラマンキングの声優を小泉純一郎氏が初挑戦されました。

株式会社 円谷プロダクションは、2009年12月12日(土)に公開をひかえた劇場映画 『 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 』 の登場キャラクター“ウルトラマンキング” の声優として、今回、小泉純一郎氏 をお招きしました。
 “ウルトラマンキング” は、“ウルトラ一族”を統べる長老的なキャラクター。「ウルトラ・シリーズ」を通して登場が稀であったことと、その神秘的な設定から、シリーズの中でも特に謎に包まれた存在でしたが、今作では、要所をひきしめる重要な役どころとして活躍します。
 円谷プロダクションでは、この重要なキャラクターを描くにあたって、どなたに役を演じていただくか、検討を重ねた結果、「ウルトラ一族を統べるウルトラマンキングの重み」 を真実、表現できるのは、かつて一国を背負った小泉元総理しかいない、と判断。ご本人にゲスト出演を打診し、快諾をいただきました。

「 昔よく、『ウルトラマンタロウ』 を子供たちといっしょに観ていた。ウルトラマンは親子3代にわたって楽しめる作品。人々のあこがれに自分も少しでも近づけるよう、演じたつもりだ。 」 (小泉氏・談)

小泉氏の演技により、一層、王者にふさわしい貫禄とリアリティを身につけたウルトラマンキング。映画自体も、これまでのウルトラ映画を越えた、パワフルなエンターテインメント作品となっています。
新生・円谷プロの贈る、新しいウルトラマン映画 『 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 』 に、どうぞご期待ください。

—もちろん、初めてのアフレコの挑戦となったのですが、初めてこのお話が来たときのお気持ちをお聞かせください。—
小泉さん:選挙中でねぇ、選挙終わった後、開票日の後かな、こういう手紙が来てますっていうのを初めて書類整理しながら見たんです。したら選挙が始まる前に来てたのかな事務所のほうに、そういうの、私見てなかったんです。それで見て、おぉウルトラマンかぁ!つって、まあ子供のころ知ってますよねぇ、あの子供たちなんかで観てますから。まぁでも全部お断りしているから、「これ、断っておいてよ」と秘書に言ったんですよ。そしたらそこに、進次郎や家族が居てね。進次郎が、「それ出てよ」って言うんだよ。「子供の頃好きだったんだ」と「これは政治に関係ないから出てもいいじゃない」と、しかもね、「声だけだから顔出ないからね」「出ればいい」と、「出てほしいな」って言うんで、
そして家族に話したら「そうよ、そうよ。」って言うんだよ。「顔が出ないからいいんじゃない」って。「まぁそうか、初めてだけども、それじゃあ、どういう台詞なのか聞いてから考えよう」と。そしてご連絡して(円谷プロダクションに)来ていただいたんです。

—台本をお読みになられて、どうでしたか?キングという役というところもあると思うんですけど。—
小泉さん:あぁこれは台詞少なくていいなと思いました(笑)

—今日初めてアフレコされてみていかがでした?—
小泉さん:やっぱり何度か、こう監督の指示にしたがってね練習したのが良かったのかなと。あんまり練習しすぎるのも良くないんでね。だいたい脚本頂いて、「あぁこの程度の台詞かぁ」と思って、2,3回読んで、まぁ後は顔出ないんだから、暗記する必要ないんだからね。読みながらやればいいかと気楽な気持ちで来たんですよ。しかし最初やったのよりも、監督が「もう一回こういう雰囲気で」「力を入れるとか力を抜いて入れてみると」
やっぱり何度か練習したほうが良かったなって思ってますね。丁度いいんじゃないの。練習しすぎても良くないしね。ほど良い練習で終わることが出来たなと、そう思いますね。

—でも本当に素晴らしかったなと、思います。特に最後の演説のシーンですけど、本当に昔のというか・・・—
小泉さん:「解散(総選挙)の記者会見?」(笑)

—以前の首相だった頃の演説のような形で聞かせていただいたんですけど、特にあの最後の演説のシーンとかは何か思い出すことというのはありました?—
小泉さん:やっぱり、ウルトラマンというのはねぇ、子供・親・そのまた親というか、親子3代に渡って楽しめるんですよね。だからここまで長く続いて、人気があるんじゃないかなと。まぁそういう人たちの、憧れというかね、希望というか、そういうものに少しでも近づけるような声はどういうものか、まぁそれに配慮しながらやったつもりなんですけどね。

—素晴らしかったです。—
小泉さん:ありがとうございました。

—最後は拍手でした。—
小泉さん:皆はね、これは親子3代で楽しめる。私も観てみたいと思います。

—先ほど進次郎さんがお好きだったとおっしゃっていたんですけど、小さい頃だと思うんですけれども、一緒に御覧になられたりとかは。—
小泉さん:ちょっと一緒に観た記憶はあるんですけどね。ウルトラマンタロウとかあったでしょ。歌もありましたよね。

—ウールートーラの、父がいるー♪(インタビュアが歌う)—
小泉さん:そうそう!よく聞いた覚えあるよ。今でも同じ歌?

—ウルトラマンタロウはそうなんですけど、今回の映画用はまた別のものです—
小泉さん:あっ別の。うんうん。

—そうなんですよ、昔のは、ウルトラマンはウルトラマンで、皆それなりのそれぞれのテーマがあって、テーマの主題歌が、結構今でも皆さん歌われたりしますね。—
小泉さん:うん。

—孝太郎さんもお好きだったんですか?—
小泉さん:そうそう!皆好きだよ。皆好きなんだよ、これ。

—特にお好きなウルトラマンは?—
小泉さん:私は子供の付き合いで、子供が喜ぶものは一緒に観ようという、そういう具合だったからね。

—この作品が出来上がった際には、今回アフレコの背中を押した進次郎さんにも・・・—
小泉さん:そうですね、皆観たいって言ってましたよ(笑)

—最後に、もし可能でしたら、こちらのカメラに向かってメッセージを頂けますか—
小泉さん:「『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』です。面白いですよ。親子で楽しめます。皆さん観て下さい。」

12月12日(土)、全国ロードショー