円谷プロダクション制作の、劇場映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」(12月12日全国公開)に、人気タレントのつるの剛士さん
が出演することが、9月16日(水)都内で行われた、つるの剛士さんのCDアルバム「つるのおと」発売イベントにて、つるのさん自身から明かされた。

 つるのさんは、1997年放送のテレビ番組「ウルトラマンダイナ」の主人公として、ウルトラマンダイナに変身する青年、アスカ・シンを演じ、平成のウルトラシリーズを代表する人気ヒーローのひとりとして今なおファンにアツく支持されている。
つるのさんにとっても、今回のCDアルバム「つるのおと」に、テレビシリーズのエンディングテーマ曲だった「君だけを守りたい」をカバーして収録するなど、ウルトラマンダイナへの思い入れは深い。

 今回の映画では、テレビシリーズでの防衛チーム「スーパーGUTS」のコスチュームを身にまとい、さっそうと登場!
テレビ放映当時(12年前)のレザー製コスチュームをばっちり着こなして、ワイヤーを使った激しいアクションシーンにも自らチャレンジし、やんちゃなヒーロー、アスカ・シンの健在ぶりを示している。
ウルトラマンダイナに変身するためのアイテム「リーフラッシャー」は当時のテレビ撮影で使用されていたものを、つるのさん本人が大切に保管していたというお宝アイテム。その「リーフラッシャー」を使って、ウルトラマンダイナに変身し、M78星雲のウルトラ兄弟たちの大ピンチに駆け付けるという美味しい役どころだ。

 テレビシリーズの最終話で、光の中へと消えて行き、光の世界へと旅立っていった描写がなされたアスカ・シン、その旅の続きを思わせる、今回の映画への出演は、つるのさんのファンはもちろん、ウルトラファンにとっても、うれしいサプライズとなる。

Q.アルバムの中で、ご自分が出演されていた「ウルトラマンダイナ」の主題歌「君だけを守りたい」を歌われていますが?
つ:12年前に僕が地球を守っていたときがあって(笑)そのときのエンディング曲で、「君だけを守りたい」という曲があったんですけど、当時よく言われたのが、「この曲、つるのさんが歌っているんですか」と言われていたんですね。で、僕じゃないですよって言っていたんですが。そんなに言われるなら今回(アルバムを作るということで)歌ってみようということになりました。

Q. 南さんから皆さんにご挨拶を
南:せっかくなのでウルトラ流のご挨拶をさせていただいてもよろしいでしょうか。
  みなさんこんばんは(元気よく)今日はつるのさんのアルバムリリースをこういうすごく温かい形で呼んでいただきましてありがとうございます。
  本日はここにいる暖かい人たちと元気が空回りしないように頑張りたいと思います。

Q. 怪獣使い:レイを演じる南さんとは、映画でご一緒される前からご縁があったみたいですね。
つ:僕の幼馴染がやっているバーで昔、南くんがアルバイトをしていて、将来、俳優をやりたい人がいるんだけど相談に乗ってあげてくれない?とその友達にいわれていて、俳優といわれるそんな立場ではないですし、頑張ればいいんじゃないですかといっていたら、実はそれが南くんだったと。こういう形でウルトラマンを一緒にやれるなんてびっくりです。

南:なので、いまもつるのさんにお会いしても、他人な気がしませんね。

Q. ひさしぶりの隊員服ですけど凄くお似合いですね。
つ:実は、僕も12年振りに当時の隊員服をそのままきたんですけど。これが着てみたらまだ着れたんですね。当時から10キロぐらい太ってしまったんですけど。これが着れなくなったらウルトラマン卒業だと思っていたんですけど、まだいけるなと(笑)。自分の子供たちにもウルトラマンだったって信じてもらえていないんで、家で隊員服を着ていたりもしたんですけど、今回の映画を観てもらえれば信じてもらえるかな。(笑)

Q. (本日、初公開の特別映像を見て)
つ:いやーすごくかっこいいですね。こんなになってるんだー。CGすごいね。いままでのウルトラマンとちょっと質感も違っていて。皆さん分からないと思うんですが、撮影のときはグリーンバックを背景に撮影しているので、ここに怪獣がいますよとか想像しながらやるしかないんですけど、だから現場でまったくどういう形に映像がなるのか分からないんですよ。こういう形で映像を見ることができて凄く新鮮で感動してます。(映画の公開が)ドキドキしますね。

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説』
公開表記:12月12日(土)、全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画