役所広司初監督映画『ガマの油』が、本日9月15日10時よりトロント国際映画祭(カナダ)の新人監督を発掘するディスカバリー部門で公式上映が行われました。(現地時間:14日21時より上映)
俳優としては、幾度か国際映画祭に登場したことがある役所監督でしたが、今回は初めて監督として、国際映画祭に参加致しました。大盛況だった現地の様子をお届けいたします。

【現地の様子&監督からのコメント】

平日の遅い上映時間にも関わらず、550人の客席は来場者で埋め尽くされ、上映後は賞賛の喝采を浴びた。上映前と上映後には役所監督の舞台挨拶及びティーチンが行なわれ、
「ガマの油うりとはどういうものですか?」、「(劇中に登場する熊について)、なぜ熊を登場させたのか?」などと海外ならではの率直な質問が飛び交った。

また、「この映画をみて、亡くなった祖父母を思い出すことを出来ました。ありがとう。」などと心温まるメッセージもあった。また観客からの熱い声援に対し、役所監督は
「最高のお客様に囲まれ、記念すべき映画祭になった」と喜びを隠せない様子であった。