内田春菊さんのコミックを原案に作られた映画『吸血少女対少女フランケン』が初日を迎えた。
監督は、元・内田春菊さんアシスタントを経験した友松直之監督と今、一番海外の映画ファンから注目を集めている残酷効果なるジャンルを確立した西村喜廣監督が作ったラブコメディ。物語は、吸血鬼の女子高生(川村ゆきえ)とフランケンになってしまった女子高生(乙黒えり)がイケメンで気弱な高校生・水島樹権(斎藤工)を巡ってバトルを繰り広げる奇想天外な内容。
 舞台挨拶では、川村ゆきえさんは「斎藤さんとのキスシーンで、口の中には、血のりを沢山含んでいてキスをしたのですが、血の出方ばかり気にして大変でした。ここが見所です。」また、「2〜3年前からセーラー服で演技がしたいと思っていたので、今回の仕事はうれしかったですし、吸血鬼役だったのでもっとうれしかったです。」とコメント。
 乙黒さんは「ラストバトルで、真剣な顔でやらなきゃいけないドラえもん的なシーンで、笑いがとまらなくて、そんな面白くって新鮮な作品だなと思いました」
 シネマート新宿での舞台挨拶のみに参加した斉藤さんは「この年になって学ランを着るとは思っても見なかったです。二人から愛されるヒロインみたいな男でしたよ。」また、撮影エピソードで「長期ロケで二人(川村、乙黒)が夜中に宿泊先で騒ぐんで、僕が旅館の人に説教されました」と語ってくれました。
 その後、渋谷シアターNでの舞台挨拶では、多くのキャストが集まり、リスカ大会王者の工藤役の水井真希さんや、バンパイアハンターのザビエル役の紅井ユキヒデさんなどが登壇し、ネタばれしないような秘蔵エピソードなどを語ってくれました。
 今後、渋谷シアターNでは、スタッフキャストがゲリラ的に舞台挨拶をする予定です。
 詳しくは、スタッフキャストのブログを要チェック!

(Report:Yasuhiro Togawa)