秋山莉奈主演 映画『平凡ポンチ』ネタバレ必至のトークイベント開催
11月3日(月)、映画『平凡ポンチ』の公開を記念して、原作漫画家ジョージ朝倉、佐藤佐吉監督、秋山莉奈を迎えてトークライブが行われた。原作のジョージ朝倉はマスコミに顔出しをしていないので、ファンにとっては素顔を見れる待望の一日となった。本作は一般試写を行っていないので、まだ観ていないお客さんにも楽しんでもらえるよう『平凡ポンチ』が映画化に向けて動き出す様子や、撮影中に起こった出来事など、ネタバレ必死のトークが繰り広げられた。
以下、佐藤佐吉監督・秋山莉奈・ジョージ朝倉のコメント
【佐藤佐吉監督】
これから映画を観られる方にひとつ注意しておきますが、映画の出だしは僕の顔しか映っていません。編集でもっと削りたかったんですが、編集マンと僕の顔に耐えれる時間を計算してギリギリまで編集したんです。この10分間に僕の演じた真島アキの悲しさが集約されています。
【秋山莉奈】
肥溜めに頭まで潜るシーンがあるんですけど、浮力で浮いてこないように監督にしがみついて潜りました。泥水の中は真っ暗でしたが、監督にしがみついていたので潜っている時は全然怖くなかったです。でも、泥水から出てからの演技で顔を拭くな!ミカの気持ちを考えてみろ、目の前に念願のモノがあるのに顔を拭いている場合じゃないだろ!って納得させられました。だから顔も拭かずに、口の中泥だらけで演技を続けました。
【ジョージ朝倉】
この漫画を描くきっかけとなったのは佐吉さんが脚本を担当した『極道恐怖大劇場牛頭』でした。映画化出来ない漫画にしようと描いたマンガなので、誰なら映画化出来るのかなと考えた時、“牛頭”のようにして欲しいなと思い、試しに「佐吉さんに脚本を書いてもらえたらな」とプロデューサーに言ってみました。そして気づいたら監督もやることになって、さらに気づいたら出演までされることになっていました。