「さらにヒットさせてもっと舞台挨拶したい。舞台挨拶が大好き!」

6月20日(金)に、現在全国で大ヒット上映中の映画『アフタースクール』の“大ヒット御礼!凱旋舞台挨拶”を、主人公の中学教師、神野先生を演じた大泉洋(オオイズミヨウ)が、地元である北海道の劇場(ユナイテッド・シネマ札幌と札幌シネマフロンティア)で行った。舞台挨拶には、大泉と北海学園大学演劇研究会時代の同級生であり、また現在も同じTEAM-NACS(チーム・ナックス)のメンバーとして活躍する音尾琢真(オトオタクマ)が、映画『アフタースクール』の共演者(神野先生の同僚の教師役)としてともに出席した。

5月24日(土)より全国72館で公開された映画『アフタースクール』は、少数館規模での公開ながらオープニング初登場6位となる大ヒットを記録。一館あたりの興行成績アベレージでは、見事に第一位を獲得した。現在でも、全国81館にて大ヒット公開中で、本日6月20日(金)には動員30万人を突破。いまだに一館あたりの興行成績アベレージがベストテン圏内の作品の中で第二位をキープするなど、記録的なスマッシュヒットとなっている。また、デビュー作『運命じゃない人』がカンヌ映画祭4冠、国内映画賞8冠の快挙を達成し、その緻密に練り上げた脚本と構成力にマスコミや評論家が舌を巻いた内田けんじ監督の最新作だけに、本作も内容を明かせない作品となっており、精力的に稼動した大泉による本作のプロモーションでも、“内容を話せない”という事が逆に話題となっていた。

大歓声の中、大泉洋と音尾琢真が舞台挨拶に登場。今日で観客動員30万人を超えたことが報告され、会場は一気に盛り上がりを見せた。大泉が「大ヒットしたことで、こうやって北海道で舞台挨拶できて嬉しいです。ありがとうございます。で、あんた(音尾)、なんでいんのよ?」と挨拶すると、音尾は「僕もわかりませんが、東京で今日の舞台挨拶用の衣装合わせをして、映画スターらしい衣装にしてきました」と発言。対して大泉は、「僕より映画スターっぽいんだけど、どう言うことよ? 僕は、最初に映画の脚本を読んだ時に、舘ひろしさんみたいなカッコ良い役柄だと思っていたら全然違っていて、衣裳もまったく違っていた。だから今日は、舘ひろしさんを意識した格好をして来ました」と、観客を笑わせた。また、今日映画を観るのが初めてだという観客に対して大泉は、「まだ1回目の人がいるんだ。こんなに宣伝していたのに」と、観客にツッこむと、さすが地元の北海道だけに、“苫小牧では上映してなかったから観られなかった”や、役柄への質問など、普通に大泉へ話しかける人が殺到し、大泉は、「北海道は大変だな」と苦笑いした。そして、「もっともっと沢山の人に観てもらって、長くヒットさせてもう一度、北海道で舞台挨拶が出来るようになれば嬉しいです。僕、舞台挨拶が大好きなんです」と、笑いとともに舞台挨拶を締めた。その後、観客をバックに“大ヒット!アフタースクール!”の掛け声とともに大ヒットを記念した撮影を実施。掛け声の練習時も、大泉自らが「もっと大きな声で!頑張れ!」と率先して先導し、観客から拍手喝采を浴びていた。