私は100までも生きて戦う『≒草間彌生〜わたし大好き〜』舞台挨拶
ついに前衛芸術家・草間彌生が登場!!
天才は見飽きない。
未だに止むこと無く世界の美術界を疾走する草間を、1年半もの間追い続けた渾身のドキュメンタリー映画がついに完成した。
都内で試写会が行われ、草間彌生さん、松本貴子監督が舞台に登壇した。
草間さんの挨拶、コメントは、以下の通り
皆さん、本日は私が前衛芸術家の草間彌生であります。今日は寒い所、またお忙しい所このように盛大に私の試写会に来て頂きまして大変感謝致しております。そしてなおかつ今日のこの場を提供して、アレンジメントしてくれた森美術館理事長、森佳子さん、及び森美術館館長、南条史生さんのお志に深く感謝致しております。
かつ、松本貴子さん一同映画会社の方々の大変苦労して尽力して頂きましたことにたいして私は心から感謝をいたしております。
私の記念すべき私の映画が出来上がった事は、私はホッといたしました。
映画は日本各地の映画館で上映されますけど、それを過ぎて、世界各国に流通していく事になると思います。
私の仕事を一人でも多くの方々に見て頂きたいという志がありまして今日の試写会に皆さんがおいで下さって私の絵を鑑賞してくださったことについて私は心の中で感動して眠れない程感動いたしております。
そしてまた、今後とも私のスケジュールは来週、ロンドンのビクトリアミロギャラリーで大回顧展が開かれて、なおかつ全欧州の美術館の巡回展は今年の8月ごろから始まって、1年半くらい各国5日回ってかつ、アメリカのほうでも巡回展を行う事になっております。
これらの作品はまた映画に撮ってもらえればいいと思いますがニューヨークの私の個展について、松本貴子さんはいろいろと紹介してくださったので遠いところをあちこち行って頂いて本当にご苦労さまでございました。
皆さん、このようにお集り頂いた 私の心は本当に涙がいっぱいです。
皆さんのお顔を拝見して私の作品を見て頂いたことについて全ての方々に私は心から感謝の気持ちを捧げたいと思います。
皆さん、今後とも私のこれから100までも生きて戦おうと思う私のエネルギーとそれから芸術に対する限りない造形とそういうものを全ていただきたいと思っております。
私は100までも生きて戦うつもりです。
皆さん、どうぞ宜しくお願いします。