2008年お正月映画第1弾として11月23日(祝金)より全国拡大公開される松竹配給「ミッドナイトイーグル」(丸の内ピカデリー1系)が、10月2日(現地時間)にロサンゼルスでワールドプレミアを開催した。ユニバーサル・ピクチャーズと松竹の共催によるもので、大沢たかお、竹内結子、玉木宏、藤竜也、成島出監督が舞台挨拶に登壇し、日本からの一般招待者約100名と、現地の映画関係者・学生ら400名の合計500名がハリウッドの伝統的な劇場”エジプシアン・シアター”で英語字幕付の作品を鑑賞した。会場には米テレビ番組『HEROES/ヒーローズ』で大ブレイクした人気俳優マシ・オカも来場し、注目度の高さをうかがわせた。
「ミッドナイトイーグル」はユニバーサル・ピクチャーズが日米共同製作に力を注いでいくという同社の世界戦略の一環として製作された作品で、このワールドプレミア開催を皮切りに、日本のTIFF(東京国際映画祭)、そしてアメリカ最大の国際映画祭見本市AFM(アメリカン・フィルム・マーケット)などを通じて、邦画史上稀に見る世界規模のプロモーションに臨む。
また、ワールドプレミアに先立ち、ユニバーサル・ピクチャーズのジェイソン・レスニック上級副社長と松竹の松本輝起取締役が、キャスト立会いのもと、ユニバーサル・スタジオハリウッドにて「北米配給決定および日米同時公開の覚書」のサインセレモニーを行った。主なコメントは次の通り。

○Jason Resnick (ジェイソン・レスニック/ユニバーサル・ピクチャーズ上級副社長)
「日本を代表する老舗の松竹と「ミッドナイトイーグル」を一緒に製作することになり大変嬉しく思います。この作品は壮大なスケールと、とても深い感情を動かす、素晴らしい壮大な作品になっています。さらに嬉しいことに日本公開の近い頃にアメリカでのリリースも決まっているので楽しみにして下さい。」

○松本輝起(松竹(株)取締役)
「本日はお忙しい中、お集まり頂きありがとうございます。ハリウッドは日本を題材とした映画をよく作っています。その中でも「ラストサムライ」は全米で1億ドルと興行的に大ヒットし、日本でも137億円の興行収入を記録しました。今回「ミッドナイトイーグル」のプロデューサーである小滝さんと「僕たちもハリウッドに負けない映画を作ろう」ということで、ユニバーサルの協力を得て、この場を迎えることが出来たわけです。もちろん、東京国際映画祭のオープニングにも決まっています。日本では11月23日公開の正月映画ですが、アメリカでも同時期に公開いただきます。今日は、世界的大ヒットに向けてのキック・オフです!」

○大沢たかお
「このような大変歴史のある会場でのプレミアにとても感謝しています。」
○竹内結子
「とても興奮し、緊張しています。映画を楽しんでいただくことを期待しています。」
○玉木宏
「どうぞ、映画をお楽しみください。日本の皆さんも遠くまでありがとう。」
○藤竜也
「この映画は愛や友情、勇気、そして、人類が共通して抱えている恐怖を描いています。みなさんの見た後のリアクションを楽しみにしています。」

以上