9月25日(火)都内で、俳優・中井貴一が初プロデュースに挑んだ合作映画『鳳凰 わが愛』の完成披露試写会が行われた。700人を越す来場者の前で、3人のほか、本作の音楽を担当したS.E.N.S.の勝木ゆかりさんも登壇し、「スクリーンの中では見えませんが、音楽を通して演技をしました」と語りました。

また、2004年に中井氏と共に中国での日本映画祭のキャンペーンを行い、中国での主演連続ドラマ『美顔(メイイェン)』でジヌ・チェヌ監督と仕事をされた女優の田中麗奈さんが応援に駆けつけ、花束贈呈が行われました。

北京語も堪能な田中さんと共に、5人で新たな映画を作ろうという話も盛り上がり、中井氏は「僕はまたプロデューサーをやるから、この3人の女性が主役のホラー映画を作ろう」と言い、皆もそれに賛同。会場を沸かせました。

この完成披露試写会で本作をご覧になる田中さんは「よくある派手な映画とは違って、昔の中国映画のようなよさがある作品に見えます。楽しみにしています」と、観る前の期待感を語りました。

本作は11月3日(土)より、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開になるほか、中国では11月30日より15大都市、400館での公開が決まっています。

11月1日には、人民大会堂での試写会も行われる予定で、これは日本人が主演の映画としては初めてという快挙です。