空前の海賊ブームを起こした2003年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』。そして史上最速のスピードであらゆる記録を塗り替え、世界中を熱狂の渦に巻き込んだ2006年『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』。その興奮冷めやらぬ2007年5月25日ー
遂にシリーズ3部作完結!あの大胆不敵な海賊たちが世界の果てまで制覇する!!

5月25日の公開に先駆け、23日に『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のアジア・プレミアが日本武道館にて行われた。ジョニー・デップをはじめ、豪華キャストが登壇することもあり、日本武道館周辺には朝からたくさんの人が集まっていた。

オープニングは暗くなった会場からスモーク発射とともに、デイビー・ジョーンズがサプライズ・イベントとして現れると、会場から大歓声!そしてスタッフ・キャストがひとりひとり呼ばれ、レッド・カーペットに現れるとさらに会場は沸き上がった。
ジョニー・デップやオーランド・ブルームは、レッド・カーペットの周りにいるファンにサインや握手をしながらも、必死で名前を呼んだり手を振っているスタンド席のファンにも、手を振り笑顔で答えた。
舞台挨拶ではスタッフ・キャストが舞台の中央から登場し、それぞれがファンに向けて一言ずつコメントをしたのだが、ジョニー・デップとチョウ・ユンファ以外はなんと皆日本語での挨拶で会場は大盛り上がり!

●ビル・ナイ「(日本語で)ボブ・ディランやローリング・ストーンがコンサートを開いた武道館に来られて興奮しています。初めて東京に来て嬉しいです。」

●ジェリー・ブラッカイマー「(日本語で)皆さんこんばんは。ジェリー・ブラッカイマーです。楽しんで、ありがとう。」

●チョウ・ユンファ「素晴らしい俳優の皆さんと一緒に仕事することができて、そしてこのような大きな映画に出演することができて本当に嬉しく思います。今晩、皆さんにとって素晴らしい夜になるように期待しています、ありがとうございます。」

●ジョニー・デップ「とてもハッピーです。今日は本当に素晴らしい夜をありがとうございました。」

●オーランド・ブルーム「(日本語で)こんばんは東京!元気ですか?ありがとう。皆大好き!」

●ゴア・ヴァービンスキー「(日本語で)みなはんサンキュ〜!!ありがとうございました。」

●ジェフリー・ラッシュ「(日本語で)こんばんは、皆さん。日本に来れて最高です。ガチョー!!」

ジェフリー・ラッシュの最後の「ガチョー!!」は「ガチョーン」のことだったらしく、観客は大爆笑。ジョニー・デップは「僕が皆に日本語を教えたんだ。」とコメントをしたがそんな彼は英語での挨拶で、おちゃめな一面を見せた。挨拶のあと記念撮影が行われ、その時も皆でポーズをとったり踊って見せたりサービス満載だった。そして観客の興奮と熱気冷めやらぬまま舞台挨拶は終了した。

全世界を熱狂させた史上空前のエンターテイメント。パイレーツブームが今、始まる!!

(Report:Tomoko Koya)