SKIPシティ国際Dシネマ映画祭、若きデジタル・クリエイターの短編作品を上映
短編コンペティション・プログラム1が上映された。山口誠監督の『サクラサクラ』、岸本真太郎監督の『tough guy! 2005』、浅野晋康監督の『Catchball With Nicole』の3作品が上映され、上映後にQ&Aが行われた。3作品ともテーマも映像手法もまったく異なり、映画祭最初のコンペプログラムを鑑賞する観客にも楽しめる内容、興味深い質問も沢山飛び出しました。
山口監督は、幼い子供を主人公に若き頃の自分を思い出しますというメッセージも観客から頂き、質問では主演の子役のキャスティングに関して「いくつかのプロの俳優事務所でオーディションも行ったのですが、結局未経験な子役に決まり、演技指導も大変でしたが、スタッフ全員が納得できました」と。岸本監督は「制作は2年以上かかりましたが、テーマは、少しでも笑ってもらえれば、満足なので、うれしかったです」と。浅野監督は、外人俳優に起用について、映画の中では流暢な日本語を会話していましたが「通訳をお願いして、大変でした」と、それぞれ制作の苦労話を語ってくれました。上映は、20日(木)にも行われますので、テーマの異なる3プログラムの秀作は必見です。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2006 公式HP
http://www.skipcity-dcf.jp/