4月22日(土)映画『Breath Less ブレス・レス』の初日舞台挨拶がポレポレ東中野で行われた。

本作はラブストーリーを軸に人と人とのふれあいを、やわらかなセリフと瑞々しい映像で描いた「大人の青春映画」。主演の筒井道隆さんは、徹をデビュー作『バタアシ金魚』の主人公カオルの十数年後とも言える人物像で演じている。出演陣には他にも清水美那さん、忍成修吾さん、遠藤憲一さん、本田博太郎さんといった魅力的な俳優が揃っている。監督は渡辺寿。

初日を迎えた22日は立ち見が出るほどの賑わいを見せた。チケットは昼までに完売するなど、観客の作品への期待は高いようだ。

今回舞台挨拶を行ったのは渡辺監督、筒井道隆さん、清水美那さん、本田博太郎さん、忍足亜希子さん。満員の会場を見て監督は「こんなに来てくださって感動しています。本当にありがとうございます!!」と語った。

初日を迎えてどうですか?
監督:「俳優さんは皆、スクリーンの中で生き生きしてます。今回は本当に幸せなキャスティングができました。」
筒井:「3年ほど前に撮った映画なんですよ。やっと公開される!という感じですね。」
清水:「この作品が、ほぼデビュー作です。少し恥ずかしいです。」
本田:「監督は静かなエネルギーを持っている方です。筒井さんも監督も好きなので出演させてもらったという感じですね。」
忍足:「コミュニケーションの方法には工夫を重ねました。監督は私の日常の工夫も取り入れてくれました。この作品に参加できて、とても幸せです。」

コミュニケーションの方法を工夫されたんですね。
監督:「僕にとっては徹も恵美子も、とても大切なキャラクターなんです。映画の中では4回しか会わないんだけど、その中で人間はどうやって心を通わせるのかを考えました。」

最後にこの映画について、筒井さんは「いたらないところもあるけれど、楽しんでもらえると思います。」と語った。”疲れたら、休めばいい。息が詰まったら、深呼吸すればいい。”そんなことを教えてくれる『Breath Less ブレス・レス』に注目が集まっている。

(umemoto)

□4月22日よりポレポレ東中野でレイトロードショー
『Breath Less ブレス・レス 』