2月16日〜2月18日の3日間、本田隆一監督最新作『チェーン 連鎖呪殺』公開を記念して、本田監督の過去の作品を特集上映する”東京ハレンチ映画祭”がポレポレ坐にて開催された。1日目”本田隆一のハレンチ”、2日目”本田隆一のエロス”、3日目は”本田隆一のナンセンス”と、それぞれの日のテーマに沿った作品の上映とトークイベントが行われた。
3日目の2月18日は『怪談スケ番幽霊』『橘結婚相談所』『戦 IKUSA』他を上映。作品全体にちりばめられたナンセンスギャグに、会場はクスクスという笑い声で沸いた。上映後には本田 隆一監督×山口 雄大監督×叶井 俊太郎氏(プロデューサー)らが”ストレンジムービー”についてトーク。狙って作られたおバカ映画は、大真面目に製作して結果的に変な映画になってしまった作品(『幻の湖』『北京原人』など…)にはかなわない!という意見で一致。「アカデミー賞作品なんかを観るより『幻の湖』を観た方がいい」と断言する山口監督は、映画撮影中に『幻の湖』が映画館で再上映されると知り、撮影を切り上げてスタッフ達と映画館へ駆けつけたというエピソードを披露するなど、笑いに満ちたトークイベントとなった。
(t.suzuki)

☆『チェーン 連鎖呪殺 』は2006年2月25日よりUPLINK Xにてロードショー公開!

□作品紹介『チェーン 連鎖呪殺 』
東京ハレンチ映画祭【公式HP】