チャンピオンはどの作品に!?三人三色の傑作ショートバトル始まる。『Movie Box-ing』
函館で毎年開催されているユニークな映画祭、函館港イルミナシオン映画祭が主催する「シナリオ大賞」。その2002年度の短編部門受賞作3本を映画化したのが『Movie Box-ing』。
新人脚本家の作品を期待の新鋭監督が撮るという意欲的な試みが結実し、傑作短編『RUN-ing』(2002年シナリオ大賞グランプリ作品。ロックスター・大滝純が監督に初挑戦!),『自転少年』(準グランプリ作品。奇想天外、こどもワールドに大爆笑!)『巡査と夏服』(川本三郎受賞作品。芸人「シャカ」の大熊、映画初出演で絶妙の演技!)の3本が生まれた。。それぞれ特色があり、バラエティに富む3本。その3本がついに劇場のスクリーンの上で火花を散らす。チャンピオンは投票にてあなたが決めるのだ!
なお、『Movie Box-ing』3作品投票結果は、11月12日の最終日それぞれの作品監督を招き発表される。チャンピオンに輝くのは!?
そして、本日は特別イベントを開催!PENICLLINのベースとして音楽シーンで活躍し、『Movie Box-ing』中の『RUN-ing』を監督した大滝純(GISHO)の最新監督作品『狼少女〜day after tomorrow』のプレミア試写&舞台挨拶が、テアトル池袋で行われた。劇場には沢山の観客が詰め掛け、立見が出るほど大賑わい。本作のゲスト達が登壇すると皆、拍手喝采、歓声と共に異常な盛り上がりを見せる。
登壇者は、監督の大滝純氏、黄川田将也氏、中村愛美氏、尾道凛氏、ソウル・ド・グロート氏、千聖氏(PENICILLIN)、O-JIRO氏(PENICILLIN)総勢7名。
沢山の観客を前に監督「本作作るにあたり、色々な人達の協力があってここまで辿り着けた、そう感じています。とても、嬉しいです。」と。そして出演者の方達も一言づつコメントを述べた。この作品は、音楽をやっている大滝氏が監督したものとあって、とてもテンポが良い作品で、映画のシチュエーションに合った音楽も作られ、ぜひ音の臨場感も味わって欲しいとの事。
『Movie Box-ing』(3作)、『狼少女〜day after tomorrow』とも小さな映画だが、可能性はどこまでも大きく広がっていく。
(菅野奈緒美)