東京国際映画祭2004:特別招待作品 あの『少林サッカー』を生み出したチャウ・シンチーの最新作登場!本作もありえねー!『カンフーハッスル』!!!
これが、史上最強のありえねー闘いだ!!
今でも鮮明に残っているだろう。全世界で超興奮の嵐を巻き起こした大ヒット作、『少林サッカー』あれから2年。老若男女問わず見る人すべてを熱狂の渦に巻き込み香港映画史に多くの新記録を打ち立てた。その映画で監督・製作・脚本・主演をつとめた天才チャウ・シンチーが、自身の最高傑作を倒すべく世に送り出した最新作がいよいよ日本に上陸!その名も『カンフーハッスル』。思わず「ありえねー。」と連呼してしまいそうな、超革命的アクション・エンタテインメント大作だ。
本日その『カンフーハッスル』の舞台挨拶が行われ、チャウ・シンチー氏が白い胴着に身を包みひらりと登場。「こんな大きい劇場始めてだからびっくり。」と感想を述べると早速質問に次々と答えてくれた。
Q.一人四役という大役だが、どうでしたか?そして最も大変なシーンは?
チャウ「役者歴は長いけど、監督歴は短いからむしろそっちの方が大変だったかな。」
Q.本作が生まれたキッカケは?
チャウ「ブルース・リーに憧れ、カンフー映画を撮るのが長年の夢だったから今回やっと撮れて本当に嬉しいです。」
Q.いつからカンフーを始めたのですか?
チャウ「僕が三歳の時だな。キャリアに関しては造詣深いかもしれないですね。」
Q,最も痛いシーンは?
チャウ「撮影全体が大変でしたが、楽しい事や沢山学んだ事もありました。僕はブルース・リーを崇拝していて沢山の作品も観たので、本作『カンフーハッスル』は彼に捧げるオマージュだと思っています。」
Q.監督・主演としてここは瞬きしたら損だぞ!というところは?
チャウ「どの場面見ても瞬きは禁物です。トイレも我慢してください笑」
最後に「この映画観て楽しんでもらいたい。今後も努力してどんどん作っていきたいと思っています。」と意気込みを述べた。
「ありえねー。」超人技と「ありえねー。」映像に、目を離しているヒマがない。
2005年1月15日より渋谷東急ほか全国松竹・東急系にてロードショー!
(菅野奈緒美)
□東京国際映画祭
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