現世の悪霊を取り締まる香港警察”2002”は、人間と幽霊が一組になり事件にあたっていく特殊部門。刑事役を演じるニコラス・ツェーとスティーブン・フォンの主演で描くエンターテイメント作品『トランサー −霊幻警察−』が初日を迎えた。
初日には、本作の吹き替え版でニコラス・ツェー演じるヤウの声を『仮面ライダー龍騎』で浅倉威を演じた萩野崇さん、スティーブン・フォン演じるフォンの声を『仮面ライダー龍騎』で秋山蓮を演じた松田悟志さんが舞台挨拶を行った。
お二人は、初めての吹き替えとあって、苦労されたようです。

萩野崇さん「「もらった台本から芝居の台本と違っていまして、台本にニコラス・ツェーの部分に“やられ”と書かれていたので、“やられっ!”と叫んだところ、演出の人からそこのシーンはやられた声を出してくださいと言われて失敗しました(笑)。初めての経験で大変でした。」

松田悟志さん「何十回とビデオで作品を見て作品はとても面白かったです。吹き替えは、大変でした。いっしょに仕事をしたプロの声優さんの時間とおりに声を当てる演技は、すごかったですねぇ。普段自分の声に声を当てるという仕事はあまりなく、マスクを被っている自分に声を当てる場合は、表情がないので比較的演技は楽だったのですが、演技している他人の声を当てるのは、難しいでした。」と楽しいエピソードを語ってくれました。
本作は、キネマ大森でロードショー公開中。
お二人が吹き替えを担当したビデオは、11月15日からレンタル、DVDが発売されます。

□作品紹介
トランサー