結成56年、南の島の長寿バンド“白百合クラブ”。
『ホテル・ハイビスカス』中江裕司監督のドキュメンタリー『白百合クラブ東京へ行く』が渋谷シネ・ラ・セットのオープン記念作品として上映、出演者を招いて初日舞台挨拶が行われた。
1999年に『ナビィの恋』、今年『ホテル・ハイビスカス』で大ブレークした中江裕司監督が、「撮らずにはいられなかった!」という衝動に駆られるようにして自主製作した、渾身のドキュメンタリー作品。
舞台挨拶には、白百合クラブリーダーの西玉得会長とアコーディオン奏者で東京在住のメンバー新本全徳(アラモトゼントク)さん、中江裕司監督、応援にTHE BOOMの栃木孝夫さんも参加。
コメント−−−−ー
新本さん「石垣島と東京と離れていますが、音楽を通じて、人と人との友情、親と子、こんなに親しい仲間はいないと思っています。クラブの歌にもあるようにほがらかにみんなでがんばっています。私も57年になりますが、これからもがんばっていきますので、よろしくお願いします。」
西玉得さん「設立当時は、楽器がなく、戦後、米軍が引き上げる際に、楽器を置いていってもらったり、マンドリンなどは、ひょうたんを半分に切って手作りでした。」
THE BOOMの栃木さん「THE BOOMは、設立15年ですが、ライブを行って元気を頂きました。一緒に仕事をしたことで、あと10年活動できるパワーを貰いましたね。」

会場は、西玉得さんのボーカルと新本さんのアコーディオンで一曲披露されました。
本作は、オープンしたばかりの渋谷シネ・ラ・セット(シネ・アミューズ下、3F)でロードショー公開!

□作品紹介
白百合クラブ東京へ行く

(Yasuhiro Togawa)