第3弾『最も危険な刑事まつり』も同じく13日が最終日。こちらのトークは『アカン刑事』の熊切和嘉監督、澤田俊輔、森下吏之3名の…はずだったのが、舞台には何やら大集団がぞろぞろと。こちらも同じく行われていた打ち上げの面々が、その場のノリで登場だ。本作の製作総指揮…要は製作費を持ってくれましたの山本政志監督はもとより、「作品に出てません」「作品を見てません」「今日初めて熊切監督にあいました」なんて方々が多勢…。まぁ、『新刑事〜』よりも遅い時間のトークなんで、酔いの回り方もさらに進んでるってことですかね。
応援?の面々が退散した後、完璧に酔いがまわって恐縮しまくる熊切監督はじめとする3人によるトークがようやくスタート。第1弾の時から声をかけてもらいながら、なかなかタイミングが合わなかったという熊切監督。ようやく念願叶って参加となった『アカン刑事』では、「『釣りバカ』を撮るのが夢」という釣り好きらしい作品になった。「最初に上映されますが本当は真中あたりで、ギャグの箸休めになる作品になればいいかなと思ったんです。釣りをしたかったんで、その口実に撮れるかな…でも釣る暇は無かったな(笑)」。その分、キャスト陣が、しっかり蟹を釣り上げたとか。
なお、『最も危険な刑事(でか)まつり』は大阪、広島などで順次上映予定。
(宮田晴夫)

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最も危険な刑事(でか)まつり

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刑事(でか)まつり