日本とイランの合作映画『風の絨毯』舞台挨拶
母を失い心を閉ざしていた少女が、イランでたくましく生きる少年との出会いを通じて再び笑顔を取り戻す姿を切ない笑いと涙で描く感動作『風の絨毯』。舞台挨拶には、主演の少女を演じた柳生美結、彼女の父親役の榎木孝明、亡くなった母親役の工藤夕貴、プロデューサーの益田祐美子、劇中三國連太郎が演じた中田金太役の御本人中田金太が劇場に登場した。今回アソシエイトプロデューサーも兼任していた工藤夕貴さんは、演技だけに専念していればいい今までとは違って、それは大変な思いだったという。それだけに出来上がった作品には感慨もひとしおといった感じです。旅好きの榎木孝明さんは、ロケ先のイランでもその美しい自然をお得意のスケッチをだいぶされたという。今回は日本だけのロケだった工藤夕貴さんもそれには興味津々の様子。そして、この映画の主人公、なんとも可愛らしい柳生美結ちゃん。撮影中イランの少年役のファルボー・アフマジュー君が、なんと本当に美結ちゃんに恋してしまうというロマンスもあったそう。仔細を語る榎木さんの言葉にずいぶん照れておりました。劇中の心を閉ざしていて笑わない彼女とは対照的にとても無邪気で明るい女の子です。撮影現場では榎木さん工藤さんとずいぶん楽しく遊んでいたみたいです。
☆『風の絨毯』は銀座シネスイッチにて感動のロードショー!!
(綿野 かおり)