ゆうばりファンタでのプレミア上映に続き、トリウッドで3月16日から足掛け2年にわたる“ファイナル”となった9幕が大好評上映中の新感覚ドラマ『演じ屋』。DVDも第伍幕・第六幕を収録の『Vol.III』が2月、第七幕・第八幕を収録の『IV』が3月と連続リリースされ、新たな“演じニア”がますます増殖中だ。
 4月12日、タワーレコード渋谷店 B1 STAGE ONEにて、恒例となった『演じ屋』DVD発売記念イベントが、立ち見も当たり前!な熱心な演じニアの熱気の中で開催された。
 今回のイベントは主要キャスト大挙出演による“生演じ屋”からスタート。演じ屋メンバーの意外???…な素顔と内面が明らかになる笑撃的な内容に、会場内は一気にハイテンション。それこそ、『V』のDVDに映像特典として収録して欲しいぞって感じの楽しさだ。因みにこの日のライヴの脚本は、野口監督から11時に集合した出演メンバーに初めて渡されて…とのこと。でも、準備期間が無くとも絶妙なチームワークで、実にええ感じに仕上がった。
 ライブに続き、寿ハジメ氏の紹介で野口照夫監督、明香役の勝村美香、基樹役の今井孝祐、良知役の倉貫匡弘、が舞台に登場、大阪・タワーレコード難波店での先週のイベントの様子や、DVD『III』『IV』の隠しコマンドの呼び出し方やその映像の一部も紹介。さらに、“カニ”にあたる前で元気いっぱいの今井や、宿泊先での演じ屋メンバーによる利きビール大会など、レア映像を交えたゆうばり報告も行われた。しかし、演じ屋メンバーのいかなる姿も差し置いて、会場からの爆笑をとったのはご存知中田市長の“シェッ!”であった。
 さて、今年のゆうばり映画祭で、上映前後に黄色いのぼりを手に会場周囲でアピールを行っていたスタッフ&キャストの面々。そして、見事『演じ屋』はゆうばり市民賞に輝いたのだった。ここからはその原動力ともいうべき、キャスト陣が一挙に登場。20名近いゲストが一言づつ挨拶をした後、毎回何が出るかがお楽しみのプレゼント抽選会へ。今回は、5話で使われたトレーニング・ジャンパーとユニフォーム、そしてまこっちゃん御用達のSMマスク…といった実用性?!の高いグッズに激しい争奪戦!?
 そうこうするうちに、楽しいイベントも終幕へ。「『演じ屋』に関われて良かったと思います。もっと続けばいいと思ってます。今日はちょっとテンション低目でしたが、5/16〜18は初めての舞台も決まりましたので、観に来てください。」(勝村)、「僕は3・4・9幕にしか出ていませんが、本当に楽しかったです。『演じ屋』は僕の故郷です。演じ屋最高!」(倉貫)、「そんな感じで、シェッ!『演じ屋』は9幕まで完成しましたけど、またこうして渋谷にも沢山集まっていただき、楽しくイベントをさせていただき有難うございます。また、やりますのでその時には是非来てください」(今井)。そして最後に野口監督が、最後に気になる一言を「今日は本当にありがとうございました。『演じ屋』は9幕も無事に終わらせてもらいまして、16日には感動的なフィナーレを迎えられました。ところで、さっき美香ちゃんも言ってたけど、本当にこれで終りなんですかね?一つ面白いストーリーがあるんです。未だ僕がお風呂に入りながら考えてるだけだけど(笑)、『演じ屋』番外編みたいなのね。是非そんなこともやれたら楽しいと思いますので、宜しくお願いします」。新たな展開を匂わせる監督の言葉に、会場は期待のこもった歓声の波に包まれたのだ。そのノリで、ここは是非1日も早い新章の開幕に期待だ。
 なお、『演じ屋 第9幕』は下北沢トリウッドにてロードショー公開中!また、DVDI〜IVはタワーレコードにて好評発売中。また、7月よりCS衛星劇場での順次オンエアも決定した。
(宮田晴夫)

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演じ屋

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