©2026「TOKYO BURST」フィルムパートナーズ

韓国で累計4,000万人を動員、不動の人気を誇るマ・ドンソク主演・プロデュースの「犯罪都市」シリーズ。同じ世界線にありながら新たな主人公を描くユニバース作品『TOKYO BURST-犯罪都市-』が誕生した!

監督・脚本を務めたのは、『ミッドナイトスワン』(20)、『全裸監督』(21)、『ナイトフラワー』(25)などで手腕を発揮している内田栄治。共同脚本は『父と僕の終わらない歌』(25)、『ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』(23)、『幽☆遊☆白書』(23)の三嶋龍朗。
また、マ・ドンソクがアソシエイト・プロデューサーとして名を連ねている。

本作の企画・プロデュースを務めたのは宮地大輔とAndy J. Kim。2019年に日本版『犯罪都市』をリメイクとして企画したが、内田監督からオリジナルストーリーでやりたいと提案があり、ユニバース作品として制作することになったという。

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本作はアジア最大の歓楽街・新宿歌舞伎町をメインに撮影され、日本映画史上初めての新宿アルタ前完全封鎖の大規模ロケなど、新たな「犯罪都市」ワールドを構築。ママチャリによるロードバイク大追跡など、驚きのアクションシーンが展開する。宮地Pいわく「優秀な制作部とコーディネーターさんなしでは、絶対に成立しなかった撮影」という規格外の映像は必見!


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本作の主人公・相葉刑事は、元暴走族の総長から刑事として初就職を決めたばかり。本家マ・ドンソクが雷神級の平手打ちをブチかますなら、相葉はダイヤモンド級の石頭で繰り出す必殺の頭突き、飛び蹴りにバックドロップと、荒々しくプロレス技を決めまくる猛牛野郎だ。内田監督はオリジナル作品『獣道』(17)公開時、中学時代の転校によりヤンキーの洗礼を受けた異文化体験からヤンキー愛を語っていた。今回オリジナル設定を考えるにあたって、このキャラクターは必然だったと言えるだろう。

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相葉役に水上恒司。第47回日本アカデミー賞優秀主演男 優賞を受賞した『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(23)、25年は『九龍ジェネリックロマンス』『火喰鳥を、喰う』『WIND BREAKER ウィンドブレイカー』など話題作への主演が続く。
水上について、「いい意味での荒々しさがあり、『ビー・バップ・ハイスクール』に出ていても違和感がないくらいの雰囲気がある」と振り返る。水上はその期待に応え、スタントをほとんど使わずアクションに取り組み、エキストリームな新人刑事を嬉々として演じている。また、相葉のヤンキールックな髪形や衣装は『新宿純愛物語』(87) の仲村トオルをモデルに、衣装部がオリジナルで制作したという。

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日韓合同作品のため、最初からバディものにしたいと思っていたという内田監督。日本での知名度、アクションの実力、日本語のスキルなどが決め手となり、東方神起のユンホを抜擢。ソウル特別市警察庁の刑事チェ・シウとして、テコンドーで培ったセンスにリーチの長さを生かし、華麗なハイキックを披露している。

バディものの楽しみのひとつと言えば、2人のキャラクターの違いと関係性の変化。今回はうっすら『ビー・バップ・ハイスクール』のトオルとヒロシの輪郭が見える2人が、国籍や文化、思考回路の違いでマウントを取り合う。そんな二人が紆余曲折の後、意気投合するシーンの疾走感はユンホファンも盛り上がるだろう。

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「犯罪都市」をヴィランの映画と捉える内田監督のこだわりに応えたのが、国際手配犯・村田蓮司役の福士蒼汰。『楓』(25)、Netflix Korea 「恋の通訳、できますか?」ではトリプル主演で参加するなど、グローバル活動も進行中だ。

本作では、最後まで 福士蒼汰だと気づかない人も多いという、狂刃を操るヴィランを熱演。初めて顔合わせをした時も十分鍛え上げた体格だった福士。「撮影までにもっと仕上げてきます」という宣言通り約1.5倍の体格に仕上げてきたという。
「フィジカルが化け物級」という水上と福祉が繰り広げる、あんな場所やこんな場所を舞台にした肉弾戦を堪能したい。
また村田とタッグを組むキム・フンは、狙った相手を仕留めるためには手段を選ばない卑劣なプロフェッショナル 。韓国ミュージカル界の至宝にして、ドラマ『ペントハウス』シリーズ (20-21)、『7人の脱出』(23-24)シリーズなどで活躍するオム・ギジュンが演じている。

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歌舞伎町のホスト界で頂点に君臨するドリーミングの総帥=海斗役に元KAT-TUNの上田竜也。映像作品だけでなく小説家としてもデビューを果たしたが、約20年のボクシング歴を持ち、ボクシング対決を様々な場で披露してきた実力派。本作ではピンクのスーツで甘いオーラを漂わせながらも、監督いわく「早すぎてカメラが追えず、少しスピードを落としてもらった」という戦闘モードで観客を魅了する。

福士蒼汰以上に誰だかわからなかったのが、とにかく明るい安村。フィリピン刑務所で刑務所ライフを謳歌する闇バイトグループのトップ・ラビットを演じる。最悪な『ビー・バップ・ハイスクール 与太郎哀歌』の口鉛筆のオマージュシーンは必見!

新宿を縄張りとする山城組ヤクザの組長にピエール瀧。憎めない叔父貴の顔と外道の本質が同居する人間を象徴する小道具として、チュッパチャップスが使われており、『獣道』でのでんでんを思い出させる。
また『下衆の愛』以来内田監督作品に欠かせない渋川清彦が、組織犯罪対策課の課長役で、コメディーリリーフとして軽やかに立ち回る。

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「犯罪都市」シリーズと言えば、お約束は「真実の部屋」だが、なぜか日本でも脈々と受け継がれている。
そしてパク・ジファン 演じる チャン・イスも金と利権奪取を目論見、長髪をなびかせて日本に出張ってくるから「犯罪都市」ファンにはたまらないご褒美だ。

人の世の理不尽さを己の肉体でブチ破るマ・ドンソクに韓国の観客は熱狂した。本作も、アンタッチャブルな世界や底が見えない事件の数々にヴィランという肉体を与え、同じリングに引き摺り込んだ相葉とチェ・シウが肉体で立ち向かう。
「動く漫画として見ていただくのが一番かなと」と内田監督はコメントしている。
混沌の犯罪都市・新宿歌舞伎町を制するのは誰か!?
答えはぜひ劇場で。

(Text:デューイ松田)

■公開日・公開情報

『TOKYO BURST-犯罪都市-』
5月29日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開