全国順次公開中の桜田通主演映画『ラ』は、新宿武蔵野館にて連日満員を記録し、延長公開中です。
TOHOシネマズ川崎でも上映が決定となり、4月27日(土)、主演・桜田通、ヒロイン・福田麻由子、高橋朋広監督を招き、TOHOシネマズ川崎にてヒット御礼!舞台挨拶を開催いたしました。

■舞台挨拶■
■日程:4月27日(土)
■時間:12:00の回   ※上映後 舞台挨拶
■場所:TOHOシネマズ川崎 スクリーン3 
(神奈川県川崎市川崎区駅前本町8 川崎駅前ダイス内7F)
■登壇者:桜田通、福田麻由子、高橋朋広監督

現在公開中の映画『ラ』は、TOHOシネマズ川崎での拡大上映が決定。間もなく平成の年号を終えるゴールデンウィーク初日の27日に、川崎にて、主演を務めた桜田通と共演の福田麻由子、メガホンを取った高橋朋広監督が登壇し、感謝の思いを表すとともに、改めて撮影を振り返った。

本作は、「始まり」「生まれ変わり」をテーマに、若者たちが葛藤する姿を描いた音楽青春エンターテインメント。
キャストには、主人公・岡浜慎平役を桜田、その恋人・加瀬ゆかり役を福田、慎平の元親友であり元バンドメンバーで、慎平をある仕事へと誘う黒須彰太役を笠松将が担当。ほかに西田尚美、キンタカオ、ダンカン、佐津川愛美ら個性派俳優陣が脇を固める。

普段はTOHOシネマズのヘビーユーザーと語る桜田。開口一番「もう今日は『アベンジャーズ』と『キングダム』の話をしようかなと」など笑いを誘いながら、「監督をはじめ自分たちが頑張ったということもありますが、やっぱりたくさんの方が本作を愛してくださり、いろんな人が見てくださって広まっていった形の一つの到達点だと思うので、すごく嬉しい。感謝しています!ありがとうございます!」と感謝を述べた。
福田も本作を感慨深く振り返り「みんなで作り上げたといえる作品が、ここまでたどり着けたのはとても夢があるなと思いました。これから私たちが仕事をしていく上でも、力になる1日だと思っています」と力強い言葉で挨拶をした。

桜田、福田の二人にも増して、喜びの声を上げた高橋監督は、「メチャメチャ嬉しいですね!ここまで来られたことも嬉しいし、もう感謝しかない。この作品を受け入れてくれて、愛してくれて本当に嬉しい。もっと奇跡を見たいなとも思っています。ありがとうございます!」と胸いっぱいな様子。

この日はストーリーの中でも大きなポイントの一つとなる慎平とゆかりとの関係、そしてそれを演じた桜田、福田のリハーサルや撮影当時の心境を振り返った。ゆかりを演じた福田に対し桜田は、「一番現場で得体が知れなかったんですよ、福田さんが」と意味深な一言。「リハーサルやテストの通りに演じるのですが、本番に入ってくるゆかりの気迫みたいなものが…その時に、僕が慎平として抱いていた恐怖というか。“この人は、自分に対して、愛の底が見えないくらい深くまである”と思わせるような気持ちにさせらえて。」と、役者・桜田が福田の演技に、同じように、慎平としてゆかりという女性の愛に恐れを抱いていたことを回想する。
そんな桜田の様子に関して高橋監督は「昼間に黒やん(笠松)とのシーンを撮影、夜にゆかりとのシーンを撮影と思いシーン撮影が続いた時、移動中に “は〜っ”と沈んでいたよね」と当時の様子を暴露し、会場を沸かせていた。
部屋のシーンが多かった福田からは、劇中に映し出される様々な情景に「私もあの綺麗なロケーションで撮影したかった」と本音をこぼした。そして、本作で出産シーンがある福田に対して桜田は、「出産シーンの後、福田さんがすっきりした表情を見せていたじゃないですか。ちゃんとカロリーを消費している!すごいな!って思いました。撮影のはずなのに、本当は撮影じゃないのではないかと思わせられたくらいでした」と、福田が演じた出産シーンのリアリティに驚いてしまったエピソードを明かした。

観客からの質疑応答コーナーでは、「もし慎平とゆかりの家族が10年後に(まだ)いるとしたら、どんな家族になっていたか?」と質問され、福田は「すごく暗い話にも見える時がありますが、一方では、すごく希望にあふれた話に見えることもあります。その時々によって見え方が違う映画なんです。ゆかりに関しては、慎平くんと子供への愛情が薄れるということはないと思いますし、子供ができたことで、慎平から一つ自立できたのではないかと思います。自立とともに、慎平くんとコミュニケーションがとれていたらいいですね」と慎平とゆかりの希望の姿をコメントした。
最後に高橋監督は「もっともっと『ラ』の音が広がっていけばいいなと。メインの3人だけじゃなく、役者全員が本当に頑張ってくれた。その中で特にあれだけ魂を込めてやってくれた3人の人生を、もっといろんな方に見ていただければと思います」と話し、福田は「大人になると、結果にならないことをやるとすごく馬鹿にされることって多いと思うんですよね。好きな人や仕事などいろんなことをあきらめてしまう人は多いのではないかと思います。でも、好きなことをやって、好きな人を追いかけて何が悪いのかな?と思うし、その気持ちがあるからこそ、その時幸せに感じることができるし、その思いは大切な感情だと思います。だから、皆さんの中にある“好き”という気持ちを大切にして、この映画を見たことで、綺麗な形で大切な気持ちが心の中に残ってくれたらいいなと思います」と語った。

桜田は、「(この映画の登場人物は)すごくリアルなところが描かれているから、この作品から学んだことはものすごく多いです。自分の人生を真っ直ぐ、今を大事に生きてもらえるように、映画を見た後で自分の中に灯がともるような、暖かくなれるような作品になってほしいという思いを込めながら、自分は慎平を演じさせていただきました。たくさんの方に見ていただけることを嬉しく思います」と、改めて感謝の気持ちを言葉にして作品をアピールした。

桜田 通
福田麻由子 笠松将
清水尚弥 キンタカオ 連下浩隆 ヒカルヤマモト 十枝梨菜 一色絢巳 古沢一郎 小野和子
佐津川 愛美 ダンカン / 西田 尚美
監督・脚本・編集|高橋朋広
音楽|クボナオキ
エンディング|SILENT SIREN「REBORN」(EMI Records / UNIVERSAL MUSIC)
配給|アークエンタテインメント 宣伝:MUSA
© 2018 映画『ラ』製作委員

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