ある日突然死んだ男が猫の姿で家族の元に戻ってくるという、ファンタジーな世界観と温かいストーリーで人気を博したマンガ「トラさん」(板羽
皆/集英社マーガレットコミックス刊)が、まさかの実写映画化。Kis-My-Ft2の北山宏光が映画初出演にして初主演を飾り、多部未華子、平澤
宏々路、飯豊まりえ、富山えり子、要 潤、そしてバカリズムと、個性豊かなキャスト陣が集結した『トラさん~僕が猫になったワケ~』が絶賛公開中!

売れないマンガ家の高畑寿々男(北山)は、妻・奈津子(多部)がパートで稼いだお金をギャンブルに使い、お気楽な生活を送っていたが、ある日突然、交通事故であっけなく死んでしまう。そんな寿々男に“あの世の関所”が下した判決は、「執行猶予1ヶ月、過去の愚かな人生を挽回せよ。但し、猫の姿でー」。トラ猫の姿で奈津子と実優(平澤)のもとに戻った寿々男は、「トラさん」と名付けられて高畑家で飼われることに。愛する家族のために何かしたいと思うトラさん=寿々男だが、猫だから言葉さえ通じない。寿々男は、家族に何ができるのか―?

公開後日がたつにつれ、「想像をはるかに超える感動作。」「まさかの猫スーツにこんなに泣かされるとは。」「新しい感動のパターン。」「最後の結末が悲しいだけで終わらない。」「何度も観たくなる」「久々に親を映画に誘いたくなった」などの声が続々とあがり、北山扮するキュートなトラさんの姿に加え、多部未華子の母親役好演、温かくも切ない物語、そしてファンタジーな世界観、筧昌也監督のセンスが光る演出が反響を呼んでいる本作。各映画サイトでの満足度調査やレビューランキングでも好成績を軒並み記録、実写映画では1位にランキングされるところも。

「観てよかった映画ランキング」では2週連続1位を記録、さらには各界から、その「猫姿」のビジュアルインパクトを超えた“感涙”の声が相次いでおり、爆笑問題やよゐこの濱口優、キャイ~ンの天野ひろゆき、ロバートの秋山竜次らも絶賛。さらに、漫画家・永田
狐子氏、ゲームデザイナー・中村誠氏、イラストレーターのヒョーゴノスケ氏、さわぐち
けいすけ氏といった人気のクリエイター陣もこぞって本作の「想像を超えた」クオリティの高さに胸を打たれているなど、“トラ泣き”中毒者が続出。劇場にも女性客はもちろんのこと、男性1人、夫婦、親子、など幅広い世代が訪れ、老若男女が楽しめる作品として拡がりを見せている。

この度、東京・池袋HUMAXシネマズにて、前代未聞!【号泣嗚咽 応援上映】が行われ、前説に、筧昌也監督が登壇しました!

ペンライト、タンバリン、うちわ、鈴、猫じゃらし!?・・・集まった300人以上の観客は、トラさんらしさも垣間見える、思い思いの応援グッズを持ち込みスタンバイ。そこに、MCとともに「前説」として、筧
昌也監督が登場すると、すでにテンション高めの客席から拍手と声援が!早速、観客に向かって「まさかのまさかですが、今回が「トラさん」を始めてみる人!?」と監督がたずねると、数名が手をあげる。「なかなか既得な方たちですね。」と苦笑いをする筧監督。「いいんですか?まだ、他の映画館でもやってますよ!(笑)」と声をかけると会場が笑いに包まれる。さらに監督が、複数回見たという多くのお客さんに声をかけていくと20回を超えているリピーターも!監督は、「それだけ見た方々なら、もっとこうしたほうがおもしろかったとか言ってください(笑)」とうれしそうにコメントしていた。

「声を出して応援をすると結末が変わるかも!?」というジョークをとばしながら、「主人公の寿々男に向かって、死ぬよーとか言わないでください。」「あぶりサーモンラップを皆さんが歌ってくれると、僕にチャリンと入ります(笑)。嘘です(笑)。」など、ユーモア溢れるトークと応援上映の諸注意の中、「監督の出演シーン」についての話になると、回数を重ねて鑑賞しても、意外にも見つけられていない人が多く、MCから「監督一緒に見てるので、(そのシーンになったら)監督が言ってください!」と言われ「え?自分で?俺俺!って?(笑)」とたじたじ。そこで、監督から出演シーンに関してのヒントが出され、皆「なるほど!」と思い当たっている様子だった。

前説の最後には、監督の「愛してるニャ~」の呼びかけに、観客全員で「愛してるニャ~」と掛け声を返し映画がスタート。筧監督も客席に座り一緒に鑑賞するというゼイタクな企画。テンションも上がってノリノリの会場では、本編前の「盗撮防止の映像」ですでにタンバリンと鈴の音がなり笑いがおこる。配給会社のロゴが出ると、「ショウゲートさんありがとう!」と配給会社に向けたお礼の掛け声に拍手喝采、開始からすぐに一体感溢れる上映会に。

北山演じる寿々男の初登場シーンでは、喜びのため息とも言えるような声がもれ、軽快なBGMにはタンバリンと鈴でリズムをとり、寿々男が出版社からアパートに帰宅した際の「ただいま~」には、皆で「おかえり~」と返事、「手洗った?」と声をかける人も。
まさに会場だけでなく、映画とも一体となり、劇中のキャラクターたちと会話している気分を味わっているようだった。
前説でご本人からヒントをもらった「筧監督ご出演シーン」では、ひときわ会場も沸き、北山と筧監督の共作「あぶりサーモンの歌」のシーンでは、待ってましたとばかり、リズムを取り、口ずさむ人たちも。要
潤演じる浦上栄剛のシーンでは終始笑いがおき「浦上先生!」という呼びかけも相次いでいた。
前半は大いに盛り上がり、笑い、劇中のキャラクターたちとも会話をしながら鑑賞をしていた観客たちも、後半は「号泣嗚咽上映」のタイトルにふさわしく、会場のいたるところで鼻をすすり、ハンカチを目にあて泣いている人続出。本作『トラさん』の見どころのひとつ、前半と後半のこのコントラストに、いつもより魅了され、大きく感情を揺さぶられているようだった。

エンドロールでは、思い思いの応援グッズを振りながら、Kid-My-Ft2が歌う主題歌「君を大好きだ」を口ずさむ。物語の最後、
エンドロールの最後、2回に渡り大きな拍手が会場を包む、満足度の高い【号泣嗚咽応援上映】となった。
当日会場では、筧監督だけでなく、なんと北山演じる寿々男の娘・実優役の平澤宏々路も来場。タンバリンを持ちながら、自身の出演作を存分に楽しんでいた。

「大切な人と過ごす毎日が一番の奇跡」と心に刻む、歴史に残る感動作『トラさん~僕が猫になったワケ~』は、絶賛公開中!

出演:北山宏光、多部未華子、平澤宏々路、飯豊まりえ、富山えり子、要 潤、バカリズム
原作:「トラさん」板羽 皆(集英社マーガレットコミックス刊)
監督:筧 昌也 脚本:大野敏哉 音楽:渡邊 崇 主題歌:Kis-My-Ft2「君を大好きだ」(avex trax)
配給:ショウゲート 公式サイト:torasan-movie.jp ©板羽皆/集英社・2019「トラさん」製作委員会