世界最高峰の映画の祭典「第91回アカデミー賞授賞式」がいよいよ日本時間2/25(月)午前8:30より開催されます。 WOWOWでは今年もアメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターより独占生中継でお届けします。そしてこの度、授賞式を前に、日本初のアカデミー賞公認の試写会「WOWOW×OSCARS(R)特別試写会」が2月23日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われました。ゲストには映画に造詣が深い俳優の石田純一さんが登壇。映画への想い、オスカー予想、そしてレッドカーペット・レポーターを務める、娘のすみれさんへの期待などたっぷりとトークしました。

【日 程】 2月23日(土) 【場 所】 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン1(東京都港区六本木6-10-2) 【登壇者】 石田純一(65) 【上映作品】 「グリーンブック」 「バイス」 「ブラック・クランズマン」 「ブラックパンサー」

この日オールナイトで上映されたのは、アカデミー賞作品賞に選ばれた8作品のうち、「グリーンブック」「バイス」「ブラック・クランズマン」「ブラックパンサー」という日本未公開作品を含む4本。ステージに登壇した石田さんは「この試みはすごいですね。アカデミー賞が発表されるのは25日の朝になりますけど、未公開の作品を含めて、本命に近い作品を一気に4本観られるという。これは映画ファンじゃなくても観ておかないといけないなと思います」とワクワクした表情。娘のすみれさんがレッドカーペット・レポーターを務めることについて「今回も行かせていただいて。ありがとうございます。彼女は『ブラックパンサー』の受賞の瞬間が見たいと言って、楽しみにしていましたね」と付け加えました。
その後はそれぞれの作品について一言ずつコメントを。まずは「グリーンブック」について「本当に心に残るいい映画なんです。グリーンブックというのが何なのか、これは映画を観てのお楽しみということで」。続いて「バイス」について「主演のクリスチャン・ベイルがこの映画のために20キロ太っていて。すごいことをやってしまう俳優さんなんです。主演男優賞をとってほしいですね」。さらに「ブラック・クランズマン」については「スパイク・リーの監督作で、史上初の黒人による最優秀監督賞を取るかというところに注目してもらいたいですね」。そして「ブラックパンサー」については「ファンタジーであり、最先端の映像表現ですが、ハートフルな人間ドラマでもあり、いろいろと考えさせられる作品だと思います」とそれぞれに注目ポイントを語りました。
さらにアカデミー賞の授賞式について、「僕がアメリカに留学した時だったかと思うんですが、ショーン・コネリーが助演男優賞を獲った時(1988年第60回アカデミー賞、「アンタッチャブル」にて)があって。その授賞式でスピーチしたことが忘れられないんですよ。それは『僕を応援してくれた人も、僕を批判していた人も、みんなありがとう』ということで。カッコいいですよね。 批判も受け入れて、自分を高めるというのは教養だし、見識だと思います。今年の授賞式は司会者がいないということで、どんな番組になるのか分かりませんが、そういうことを生で体験できるのが授賞式だと思います」と見どころをコメント。そして最後に「『万引き家族』と『未来のミライ』といった日本の作品が受賞するのか。その辺も楽しみにしてくださったらと思います」と日本作品にも期待を寄せました。
生中継!第91回アカデミー賞授賞式 WOWOWプライムにて放送 放送日:2019年2月25日(月)午前8:30 [二] [同時通訳]/夜9:00[字幕版]