本年度アカデミー賞監督賞にノミネート、今最も注目されるギリシャの鬼才、ヨルゴス・ランティモス監督の最新作『女王陛下のお気に入り』が、2月15日(金)より全国ロードショー致します。

本日、女芸人NO.1決定戦THE W初代女王のゆりやんレトリィバァ(28)とお笑いコンビ・髭男爵のひぐち君(44)が、東京都有形文化財に指定されている英国様式の館・赤坂プリンスクラシックハウスで公開直前PRイベントを行いました。

・日程:2月5日(火)11:30~
・会場:赤坂プリンスクラシックハウス プリンスルーム
・登壇者:ゆりやんレトリィバァ、ひぐち君(髭男爵)

劇中の18世紀イギリス・ ステュアート朝最後の女王アン(オリヴィア・コールマン)にかけて、ロングマント&王冠の女王コスプレで登場したゆりやん。さっそく十八番ネタであるデタラメ英語でオスカー受賞のサプライズスピーチで爆笑をさらった。

この日のコスチュームについては「本当にゴージャスな衣装を着させてもらって光栄ですが、これが私の本来の姿」と小ボケ。本作の感想を聞かれると「複雑な感想になるけれど…」と報道陣を身構えさせるも「最高でした!」と一言でズッコケ。改めてゆりやんは「映画を観てから、ずっとこの作品のことばかりを考えています。女性同士で自らの地位を築くためにここまでやるのかと。怖くもあり、痛快でもあり、ハラハラして面白かった…面白かったと申します」と“お気に入り”と述べた。

この日は、ニコラス・ホルトやテイラー・スウィフトの彼氏として有名なジョー・アルウィンら若手イケメン勢が映画に華を添えていることにちなんで、“ゆりアン女王”のお気に入りを選ぶイケメンコンテストを実施。
コンテストには森公平、細川優、そしてひぐち君が本名の樋口真一郎としてエントリーした。「久しぶりにこんな数のカメラを見た!こういう会見の場は3年ぶり」と興奮気味のひぐち君。お得意のギャグ「ひぐちカッター!」を決めると、ゆりやんからは「この大ふざけ野郎!フランス貴族のはずなのに、何をしてるんですか?“イケメン”言うてるのに!」とクレームも、「僕もひぐちカッター一本では生きていけないので、本気でイギリス女王に転職しに来ています。側近に再就職です」とコンテストに意欲を燃やしていた。

そんなひぐち君は、ものまねで自己アピールする森公平やダンスを披露する細川優を睨みつけつつ、お姫様抱っこに挑戦。しかし予想外の重量に2人して大転倒で、ひぐち君が「予想外に重たい!」と悲鳴をあげると、ゆりやんは「この大クソ野郎!このキモ人間!」と女王とは思えぬ言葉使いでひぐち君を罵り、第一回戦は細川優に軍配が上がった。

アピール合戦第2弾では、森公平がティーセットをプレゼント。細川優は映画のタイトルがデコレーションされたイチゴケーキを持参。一方、ひぐち君はアン女王が17羽のウサギを飼っていることにちなんで、ウサギ好きというひぐち君自らの「加齢臭がしみ込んだ」ボロボロのウサギのぬいぐるみを献上。それにゆりやんは「キモ大根饅頭が!この宮廷ではイケメン以外は不要品よ!」と雷を落とし、イケメンコンテストの優勝者は細川優となった。

最後にゆりやんは「女同士のドロドロもドキドキします。自分だったらこうするだろうと思いながら、映画を観てもらえれば。日々のストレス発散にもなる。性別問わず、老若男女に観てほしい」とアピールし「絶対に観てほしい映画です。嘘ぬきで、映画を観てからずっとこの作品のことを考えているくらい。あのときどうだったのか?とかパンフを何度も読み返して。面白すぎるし、衝撃もうける。なんだこれは?こんな綺麗な人がここまでして…と体験できる心に残る映画。落ち着いて観てや~」と猛プッシュ。

ひぐち君は「映画を観たら本当にハマってしまって、終わった後に実際の歴史を調べたくらい。そうしたら登場人物が実在していて、その関係性を基に脚本が書かれていることに驚いた」と熱弁の一方で「色々な品種のウサギが出てくるので、ウサギ好きにも観てほしい。ひぐちカッター!」と謎の見どころを挙げると、すかさずゆりやんから「…お引き取りください」とツッコまれていた。

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【STORY】

18世紀初頭、フランスとの戦争状態にあるイングランド。
虚弱な女王、アン(オリヴィア・コールマン)が王位にあり、彼女の幼馴染、レディ・サラ(レイチェル ・ワイズ)が病身で気まぐれな女王を動かし、絶大な権力を振るっていた。
そんな中、没落したサラの従妹アビゲイル(エマ・ストーン)が召使いとして参内し、その魅力がレディ・サラとアン女王を引きつける。
レディ・サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を伺っていた。
戦争の継続をめぐる政治的駆け引きが続く中、急速に育まれるサラとの友情がアビゲイルにチャンスをもたらすが、その行く手には数々の試練が待ち受けていた。

■監督:ヨルゴス・ランティモス『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』

■キャスト:エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』、レイチェル・ワイズ『ロブスター』『ナイロビの蜂』、オリヴィア・コールマン『ロブスター』、ニコラス・ホルト『シングルマン』『X-MENシリーズ』、ジョー・アルウィン『ビリー・リンの永遠の一日』

2018年/アイルランド・アメリカ・イギリス映画 
配給:20世紀フォックス映画
(C)2018 Twentieth Century Fox

2月15日(金) 全国ロードショー!