映画『デイアンドナイト』女子中高生からの質問に、 人生の先輩である山田孝之からの熱い回答! プロデューサーになった経緯を明かす
名実ともに日本を代表する俳優・山田孝之が、一切出演せずに裏方へ徹した初の全面プロデュースに挑戦し、映画『キングダム』などへ出演する阿部進之介が長編映画初主演を務めた映画『デイアンドナイト』。完全オリジナル作品である本作が問いかけるテーマは「人間の善と悪」。家族のいのちが奪われ、自らの善悪に翻弄される者たちの物語は、混沌とした現代で強く生きることの厳しさをも描き出します。監督を務めるのは、ドラマ「100万円の女たち」や映画『青の帰り道』などを手掛ける若手最注目監督とも呼び声高い藤井道人。山田、阿部と共に同世代のメンバーが熱い思いをぶつけ合い、2017年11月3日にクランクイン。秋田県秋田市・鹿角市・三種町で同年11月末まで撮影が行われ、こころ揺さぶる人間ドラマが完成しました。この度、本作プロデューサーの山田孝之が、女子中高生の質問へも応えるトークイベントを実施致しました。
映画『デイアンドナイト』女子中高生試写会イベント
【日程】1月17日(木)【場所】神楽座(千代田区富士見2-13-12 KADOKAWA富士見ビル 1F)
【登壇】山田孝之プロデューサー
日本映画界を代表する俳優・山田孝之が完全に裏方に徹した初の全面プロデュース映画『デイアンドナイト』がいよいよ来週1月26日(土)より全国公開。それに先駆けて今回、清原果耶演じる「大野奈々」の17歳という年齢設定が、子供から大人社会の入り口に立つ節目の時期として物語に重要な意味を持たせていることにちなみ、清原が専属モデルを務めているティーン世代の人気雑誌「Seventeen」読者から来場者を募集。本作プロデューサーの山田孝之が、女子中高生の質問へも応えるトークイベントを実施した。
上映後、女子中高生の前に登壇した本作のプロデューサーである山田は「映画を観てくれありがとうございます。清原さん目当てに来てくれたのにおじさん1人になってごめんない。」との挨拶で笑いを取ると、インスタライブを開始するサプライズに会場からはどよめきが。この日、インフルエンザ発症のため、やむを得ず欠席となってしまった清原さんからの手紙が代読されると山田から「こればかり(インフルエンザ)は仕方のないこと。ゆっくり治してほしい。」とプロデューサーとして清原を気遣う場面も。
「人間の善と悪」をテーマに、家族のいのちが奪われ、自らの善悪に翻弄される者たちを描く本作。企画も手掛ける阿部、藤井監督、プロデューサーの山田が出会い、製作がスタート。当時について山田は「阿部ちゃんと藤井監督と最初に“昼と夜”、“善と悪”のような人間の二面性を描く映画を作りたいと話していた。『大切な人の命が目の前で奪われたらどうする?』という質問を2人に話したところ、3人の答えが別でそれが会話に繋がった」と本作の製作経緯を語った。女子高生から本作のヒロインで、500人の応募の中からオーディションに選ばれた清原が苦労しいた点について聞かれると「奈々(清原が演じる)自身が難しい女の子なのでいつも悩まれていたようですが、オーディションの時からそんなふうには感じなかった。清原さんは奈々だったんです」と清原の演技に絶賛のコメント。そんな山田には、本作でプロデューサーをしようと思ったキッカケについて質問が及ぶと「20代中ごろからプロデューサーとして映画を作らないといけないと考えていたが、説得力も人脈も経験がなかった、30代になり、自分なりに知識がつき2人(阿部・藤井監督)が映画を作ろとしていると聞き参加したいと思った」と明かした。
質問コーナー中には、「部活で一番上になったのにモチベーションが上がらないですが、どうしたらモチベーションがあがるか?」との学生らしい質問に対して山田は「後輩のために努力することが先輩に対する還元でもある。後輩たちのことを思って頑張ってほしい。」と人生の先輩として熱いエールを送る場面も。さらに、彼氏にファーストキスはまだってウソをついていることは善か悪か?という問いに「その嘘はつき続けたほうがいい。」との熱のこもった回答に女子中高生たちからは笑いが漏れていた。
イベントの最後に山田は「1つの方向から物事を決めてほしくないと思ってこの作品を作った。今は、SNSの繋がりがあるけどもっと自分を見つめ直したり、もしも自分だったらどうるか?と、この作品を通じて身近な人と深く話してほしいと」と作品への思いを語ると、フォトセッション時には主演の阿部とインスタライブで会話するなどサプライズづくしのイベントは幕を閉じた。
■出演/阿部進之介
安藤政信 清原果耶
小西真奈美 佐津川愛美 深水元基 藤本涼 笠松将 池端レイナ 山中崇 淵上泰史 渡辺裕之 室井滋 田中哲司
■タイトル/「デイアンドナイト」 ■企画・原案/阿部進之介 ■脚本/藤井道人・小寺和久・山田孝之 ■監督/藤井道人
■プロデューサー/山田孝之・伊藤主税・岩崎雅公 ■制作プロダクション/and pictures inc. ■制作協力/プラスディー・BABEL LABEL
■上映/2019年1月26日(土)全国公開 ■配給/日活 ■コピーライト/©2019「デイアンドナイト」製作委員会