普段何気なく食べている<明太子>。そこには、成功の陰にあった知られざる家族の絆、そして激動の昭和があった━日本で初めて明太子を製造し、販売した福岡・博多の「ふくや」創業者・川原俊夫。商標登録も製造法特許も取得せずに、地元同業者に製造方法を教え、博多名物として定着するきっかけを作った男。そんな川原の人生をモデルに戦後の混乱期を乗り越え、経済は復興から成長へとシフトしていく昭和を背景に描く感動物語が誕生しました。主演に、福岡出身の博多華丸。妻役に同じく福岡出身の富田靖子。2013年にTVドラマ化、その後、舞台化もされた福岡では知らない人はいない「めんたいぴりり」が、遂に映画化となり、1月18日(金)より、新宿バルト9ほか全国ロードショーに公開に先立ちまして、本日、1月10日(木)の<明太子の日>に併せて、特別試写会が開催されました。

当日は、主演の博多華丸さん、富田靖子さん、江口カン監督の他、サプライズゲストとして、特別出演の博多大吉さん、子役の豊嶋花ちゃんが登壇し、博多大吉さんから、江口監督へ、<明太子>を、豊嶋花ちゃんから、博多華丸さん、富田靖子さんへ、明太子クッションが贈呈されました。
また、翌日(11日)からの福岡先行公開、18日からの全国公開のヒットを祈願して、映画にちなみ、明太子ご飯を掲げて、主演の博多華丸さんの「乾杯」ならぬ、「いただきます!」のご発声と共に、で、ヒット祈願いたしました。

【日程】:1月10日(木)
【会場】:スペースFS汐留 
【登壇】:博多華丸(48歳)/富田靖子(49歳)/江口カン監督  
【サプライズゲスト】:豊嶋花(11歳)/博多大吉(48歳) 
【時間】:16:30~17:00 *上映前舞台挨拶

1月10日(木)、東京・スペースFS汐留にて、映画『めんたいぴりり』<明太子の日>特別試写会が開催され、博多華丸さん、富田靖子さん、江口カン監督が登壇しました。
 
日本で初めて明太子を製造し、販売した福岡・博多の「ふくや」創業者・川原俊夫の人生をモデルに、戦後の混乱期を乗り越え、復興から成長へとシフトしていく昭和を背景に描かれた映画『めんたいぴりり』。2013年にTVドラマ化され、その後舞台化もされた、福岡では知らない人はいない本作がついに映画化となり、11日の福岡での先行公開に先駆け、川原敏夫が日本で初めて明太子を製造・販売した1月10日の<明太子の日>である本日、特別試写会が開催されました。
 
主演の博多華丸さんは、初主演となった本作での出演オファーを振り返り、「福岡県民にとって、川原さんは偉大な歴史上の人物。当時は、滅相もないと丁重にお断りしたが、(所属する)よしもとに『断るって何ですか?』と言われストップがかかり、「先に“ぴりり”としました」と笑いを誘いました。富田さんは、「この作品にかかわって6年。ドラマを撮っているときから『映画になったらいいね』とみんなで話していたのですが、まさか実現するとは……」と感無量の様子。江口監督は、「最初に撮り始めて、カメラを通して華丸さんと富田さんを見たとき、『撮りたかったのはこの夫婦だったんだ!』と思いました。最初からファミリー感がすごくて、安心しておまかせできました」と、2人への信頼を語っていました。

実在の人物、川原俊夫をモデルとした役を演じることについて、華丸さんが「ご本人をよくご存知の方からアドバイスをいただけたので、本人に近づけるよう努力ができました」と明かすと、富田さんが「でも、本当にご本人にどんどん似てこられて……」と、川原氏の写真と華丸がソックリだったと話します。
すると華丸さんが「霊感がある人に言わせると『(川原さんが)背中に乗っとうばい』って」と話したため、「え、じゃあ今も!?」と、MCから聞かれると「いや、あの人は飛行機が嫌いだったらしくて、福岡空港でスッといなくなるそうです(笑)」と明かしたため、観客は大爆笑!
 
と、ここでサプライズゲストとして博多大吉さん、子役の豊嶋花さんが登壇! 大吉さんは「サプライズだったんで、もっと『ワー』とか『キャー!』とかあるかと思ったんですけど、『やっぱり』みたいな反応が多かったですね」と残念そうにポツリ。
本作にも「スケトウダラの妖精」役として出演している大吉さんですが、「スケトウダラの妖精という難しい役どころで。魚なのに足があったりして、見た目もグロいんですよね」と自身の役柄を分析しますが、富田さんは「どんどん色っぽくなってますよね。美脚に注目です!」とスケトウダラの妖精を絶賛していました。
 
最後に、ヒット祈願として、明太子で「乾杯」ならぬ「いただきます!」をしようと、全員にごはんの上に大きな明太子が乗った茶碗が配られ、華丸の「いただきます!」の声とともに明太子が食べられました。
華丸の「明太子はぴりりと辛口でいいんですが、批評は甘口でお願いします。どうぞ魚卵(ご覧)ください!」とダジャレを交えた挨拶でイベントは終了しました。