東野圭吾作家デビュー30周年を記念して書かれ、発行部数110万部突破のベストセラー「人魚の眠る家」を映画化。先日、第43回報知映画賞で、映画では初の主演女優賞を受賞した篠原涼子による、衝撃と感涙のヒューマンミステリー『人魚の眠る家』が大ヒット公開中です。この度、12月26日(水)主題歌「あいことば」を歌う絢香さんによる全国ツアー「“30 y/o”」(読み:サーティー:ワイオー)LIVEに、サプライズゲストで篠原涼子さんが登場しました!

 累計発行部数110万部を突破した東野圭吾のベストセラー小説「人魚の眠る家」を原作に、『SPEC』シリーズや『天空の蜂』の堤幸彦監督が、主演に篠原涼子を迎えた映画『人魚の眠る家』が大ヒット公開中。愛する娘がプールで溺れて意識不明に陥り、過酷な状況に見舞われた離婚寸前の夫婦が下す決断と苦悩を描く、衝撃と感涙のヒューマンミステリー。本作の主題歌は「大切なわが子を守り抜こうとする母の愛を描いた映画の世界観を、絢香さんなら最も美しく表現できるという確信があり、母親でもある絢香さんに今、どうしても歌って欲しい」との制作陣からの熱烈なオファーにより、絢香が起用された。
本日、映画主題歌「あいことば」を歌う絢香の全国LIVEツアー関東初日が日本武道館で行われた。こどもから80代まで幅広い世代の観客が押し寄せ、立ち見が出るほど埋め尽くされた満席の会場。和やかな雰囲気でライブがスタートした。「あいことば」の曲紹介で絢香は、「この曲は『人魚の眠る家』に出会わなければ、絶対に生まれてなかった曲なので、作品に感謝の気持ちでいっぱいです。台本を読んだとき、母と娘の間にある目には見えない大きな愛だったり、つながりを、どういう言葉で表現したらいいかなと思って書きました。人生の中で誰もが避けては通れない、“愛する人との別れ”ですが、別れた後の世界にも救いや希望を持てたらという想いで書いた歌です。」と想いを明かした。曲に移ると、会場は水の中にいるようなブルーの照明と、水泡を模した影、そして最後は希望の優しい光の演出に包まれた。さらに絢香の感情のこもった歌声に、涙をぬぐう観客も見え、歌唱後は大きな拍手が響き渡った。

 ライブの終了後もアンコールの拍手が鳴りやまず、会場は真冬にもかかわらず熱気を帯びていた。拍手に応えるように絢香が再びステージに戻ると、「今日は武道館公演ということで、なんとスペシャルなゲストが駆けつけています。篠原涼子さんです!」とサプライズゲストを呼び込んだ。
篠原と絢香とは映画がきっかけとなり、プライベートでもやり取りをするようになったという。
真っ赤な花束を持って登場した篠原に、割れんばかりの大きな拍手と歓声が沸き起こった。客席を見渡した篠原が「歌っちゃっていいですか?」とはしゃいで会場を沸かせつつも、「わたしも客席にいたんですが、ずっと感動してました。「あいことば」を聴いたときに、ウルっときて、こみあげてしまいました。」そして絢香も「本当にこの映画に出会わなければ生まれてなかった曲なので、映画の出演者のみなさん、スタッフのみなさんに本当に感謝しています。この曲に出会わせていただいて本当にありがとうございます」と続いた。さらに篠原が「「あいことば」の曲が、この作品を救って下さってて。すごく引き立ててくださっているし、見終わったあと皆さんすごく曲がいいとおっしゃってて。」と述べつつ、「私もずっと現場で聴かせていただいて、本当に色々なことを考えて書いて下さった曲なんだなと思いました」と語った。絢香は客席に「もしまだ映画観てないな~って人がいたら、絶対に観てほしい。本当に素晴らしい作品なので!!」と映画を大絶賛した。
日本武道館の熱気に圧倒された篠原が「今猫かぶっているけど、楽屋行ったらもっとペラペラしゃべるから」と重ね、まだ続く楽曲を聴きにステージを後にした。
 
全曲歌い終えた絢香は「最高の時間でした。ありがとう」と何度も感謝の言葉を繰り返しながら、手を振って会場を後にした。

映画『人魚の眠る家』はロングラン公開中。
愛するわが子の悲劇に直面し、究極の選択を迫られた夫婦―それは愛か、欲望か?この愛の結末に涙が止まらない―
衝撃と感涙の東野圭吾ミステリー誕生!!

原作:東野圭吾「人魚の眠る家」(幻冬舎文庫)監督:堤幸彦  脚本:篠﨑絵里子 音楽:アレクシス・フレンチ  
主題歌:絢香「あいことば」(A stAtion)

出演:篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、川栄李奈、山口紗弥加、田中哲司、田中泯、松坂慶子  
配給:松竹 ©2018「人魚の眠る家」 製作委員会 公式サイト: ningyo-movie.jp