「マドリード国際映画祭2018」にて最優秀作品賞、最優秀主演男優賞を受賞。「アムステルダム国際フィルムメーカー映画祭2018」にて、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞を受賞し、見事4冠を獲得し、現在、「ミラン国際フルムメーカー映画祭2018」にて5部門ノミネートされ、国内外から注目を集めております映画『ウスケボーイズ』は、全国にてヒット公開中です!

本作は、日本のワインを世界レベルに引き上げたワイン界の先駆者・麻井宇介の思想を受け継ぎながら、日本の地でワイン用のぶどうを栽培するところから始め、世界レベルの味にして日本ワインの常識を覆した革命児たちの実話を描いております。

ワイン造りに苦悩しながらも実直な青年・岡村役を、主演・渡辺大が演じております。
麻井宇介の思想で結ばれながら奮闘するウスケボーイズに、出合正幸、内野謙太、竹島由夏。また和泉元彌、安達祐実、大鶴義丹、升毅、伊藤つかさ、橋爪功など、日本の映画業界や古典芸能の最前線で活躍している俳優陣が脇を固めております。

監督は、モントリオール世界映画祭招待上映やミラン国際フィルムメーカー映画祭最優秀監督賞受賞など数々の国際映画祭で高い評価を得ております柿崎ゆうじ。
第16回小学館ノンフィクション大賞を受賞した河合香織著「ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち」を原作に映画化されております。

東京都、山梨県、長野県、富山県、新潟県、愛知県、大阪府、鹿児島県、北海道と全国にて大ヒット舞台挨拶中の本作。11月23日(金)祝日には、福島県「まちポレいわき」にて満席の中、竹島由夏、伊藤つかさ、柿崎ゆうじ監督が登壇する舞台挨拶を行いました。

福島県 まちポレいわき 舞台挨拶
■日程:11月23日(金)
■時間:12:45〜13:05
■場所:まちポレいわき
■登壇者:竹島由夏、伊藤つかさ、柿崎ゆうじ監督

竹島は、「私は勝沼で女性醸造家として活躍している方の役を演じました。2年くらい前に映画化が決まり、初めて日本ワインをのみました。日本ワインは、日本家屋の木造の香りや、漬物や梅干しの香りがしたりで、日本人になじむ味で美味しいと感じました。私のモデルになった方が「万力ルージュ」というワインを造っていますが、女性が作る柔らかで繊細な味であり、そこに凝縮した果実味やパワフルさもともなっていて、作り手のワイン造りに対する芯も現れているワインです。ぜひオススメです。」と日本ワインについて語りました。また「醸造家の方々が飲む飲み方も勉強しリアリティを追求して、モデルになりきって徹底してやりきった作品です。映画の中で、ウスケボーイズとされている方々がワイン会を行い、フランスワインと日本ワインを飲み比べるなど、実際に彼らが行っていたことを映像にしています。モデルになった醸造家の方々にみていただいたら、20年前を思い出したとおっしゃっていただけたシーンですので、注目して欲しいです」と、語った。

伊藤は「麻井宇介さんの娘の役を演じました。日本ワインは「甘い」というイメージがあり、またバブルの頃はイタリアの重いワインをいただいていたので、最初に日本ワインを飲んだ時「軽いな」と思ったことを記憶しています。しかし、今回撮影にあたりたくさんの種類の日本ワインをいただきました。それぞれに色々な顔があり、タイプが違い、重いものから軽いものまで種類があることを知りましたし、北から南まで日本中で栽培して造っていることもわかりました。日本ワインを制覇したいと思いました。そして、映画の中で登場しているワイナリーは、実際に使われている畑やお家だったりするので、その生っぽさも楽しみに観ていただきたいです。」と日本ワインと作品の注目ポイントをアピールした。

柿崎監督は「麻井さんは実はウィスキーなども手掛けておられ、お酒全般に携わっていました。長野県の桔梗ヶ原というところでは、当時、アメリカの品種である「ナイアガラ」「コンポート」ばかり栽培していたのですが、「メルロー」を栽培したほうがいいと麻井さんがアドバイスしたことで「桔梗ヶ原メルロー」が誕生し、日本ワインとしては初めて世界のコンクールで賞を受賞する快挙をなしとげ、日本ワインを世界レベルにひきあげていきました。飲み方として、前菜で例えば、いわきであれば日本酒の又兵衛を飲んで、その後、いわきワイナリーで栽培されている日本ワインを飲んでいただくなども美味しい飲み方だと思います。フランスやアメリカのワインを飲んでしまうと、食事や他のお酒よりワインが勝ってしまって、味のバランスが崩れてしまうこともあるので、そのような点でも日本ワインは計算して作られていて素晴らしいと思います。

そしてこの作品は海外で4冠を受賞しました。海外で受賞できたことは、日本のものづくりや師弟愛や友情など人間同士の付き合い方を評価されたれのだと感じております。リアルを追求して作った本作、楽しんでいただけたら嬉しいです」と熱く語った。

本作は、12月1日(土)には柿崎監督の故郷である山形県にて舞台挨拶を行い、その後、12月9日(日)には長野ロキシー、12月15日(土)には福岡中洲大洋劇場にて舞台挨拶を予定しております。


渡辺 大
出合正幸 内野謙太 竹島由夏
金子 昇 寿大 聡 須田邦裕 上野なつひ
升 毅 萩尾みどり 清水章吾 岩本多代 柴 俊夫 田島令子
小田島 渚 大鶴義丹 柳 憂怜 伊吹 剛
和泉元彌 伊藤つかさ 安達祐実 橋爪 功

エグゼクティブプロデューサー:柿崎ゆうじ プロデューサー:古谷謙一 前田茂司
原作:河合香織『ウスケボーイズ  日本ワインの革命児たち』小学館

監督:柿崎ゆうじ

主題歌:Yucca「風の未来」テイチクエンタテインメント
脚本:中村 雅 音楽:西村真吾 ラインプロデューサー:善田真也 キャスティングプロデューサー:伊東雅子 
撮影:北 信康(J.S.C.)
照明:渡部 嘉 録音:小林圭一 美術:泉 人士 編集:神谷 朗 音響効果:西村洋一 記録:高橋久美子
スタイリスト:前田勇弥 助監督:山口将幸 制作担当:柄本かのこ VFXスーパーバイザー:太田垣香織
製作協力:エーチーム・アカデミー ビーテックインターナショナル オーガニックレストラン・セタ
制作プロダクション:楽映舎 企画・製作・配給:カートエンターテイメント
宣伝プロデューサー:廿樂未果 配給協力:REGENTS
2018年/102分/シネスコ/5.1ch
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