全国にてヒット公開中の映画『ウスケボーイズ』は、「マドリード国際映画祭2018」外国語映画部門にて最優秀作品賞、最優秀主演男優賞を受賞。「アムステルダム国際フィルムメーカー映画祭2018」外国語映画部門にて最優秀監督賞、最優秀主演男優賞を受賞し、4冠を見事に獲得。現在、ミラン国際フィルムメーカー映画祭に現在5部門ノミネートもされております。
本作は、作家・河合香織による第16回小学館ノンフィクション大賞受賞の「ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち」を実写映画化し、数千年のワイン造りに挑み、それを乗り越えようとした日本の若き革命児たちの姿を描いております。

11月6日(火)、「東京・新宿武蔵野館」にて、19:35の回上映前に、和泉元彌、出合正幸、竹島由夏、寿大聡、柿崎ゆうじ監督を招き、大ヒット御礼舞台挨拶を開催いたしました。

新宿武蔵野館 大ヒット御礼舞台挨拶 概要
<日 程> 11月6日(火) 
 <時間1> 19:35の回 ※上映前舞台挨拶付き
 <場 所> 新宿武蔵野館 (東京都新宿区新宿3-27-10 武蔵野ビル3F)
<登壇者> 和泉元彌、出合正幸、竹島由夏、寿大、柿崎ゆうじ監督

小雨降る夜でしたが、ゲストが登場すると満席の劇場には拍手が鳴り響きました。和泉元彌の母・節子氏が監督へ深紅の薔薇の花束を渡すと、より一層大きな拍手となりました。
ソムリエ役の和泉は、「“型”のある仕事に興味がありましたので、刺激的で嬉しい役作りの時間でした。撮影の前に監督からご紹介を受け、私の所作指導もしてくださった一味真の小川貞夫ソムリエのお店に参りました。どの世界でも、人前で所作をされる第一線の方の動きは美しく、その所作の素晴らしさはワインが口に入った時の美味しさに導くための演出なのだと思いました。監督がワイン会の時に、ワインを抜いていいですとおっしゃってくださったので、30本くらいあけさせていただき、ソムリエ役の勉強をさせていただけたことも印象深いエピソードの一つです。」とソムリエを演じるにあたって事前に学び、感じたことを話してくださいました。また続けて「日本人の魂、心。こんなに繊細だのに力強いという日本のものづくりの真髄が伝わる作品だと思います。」と作品をアピールしました。
醸造家の役を演じた寿大は「ワインはもともと好きでしたが品種などわかっておらず、撮影前に監督がワインの会を開催してくださったので、そこで色々勉強させていただきました。ワインの色味の見方を教えていただいたり、所作を教えていただきました。この映画をきっかけに、映画をご覧頂いた皆様に日本ワインを試していただけたらと思います。」と話しました。

竹島は「スワリングという技術を勉強しましたが、なかなかその動作になれず、最初は失敗してワインを人にかけてしまうなどミスばかりでした。毎日スワリングの練習をして、今はお水を飲む時でも、グラスをかざしてまわすというスワリングの癖がついてしまいました(笑)。日本ワインの良さの一つは、美味しいと思えたワインを造っている醸造家の方に会うことができるチャンスがあるところです。感動した日本ワインを見つけたら、山梨や長野などの醸造家の方々に会いにいってみてください。」と、演じるにあたっての苦労と日本ワインの良さを存分に語りました。
出合は、「作品に携わるにあたり、酵母の勉強からさせていただきました。撮影前撮影中とも連日、日本ワインを飲み、味や品種など勉強させていただきました。実は、この作品に出会う前は私はお酒をのまない人間でしたが、出演したい一心で、少しずつお酒をのむ訓練をし飲めるようになりました。何よりも、日本ワインのメルローを飲ませていただいた時、人生で初めてお酒が美味しいと感じ、日本ワインに感動を覚えました。」
監督は「この作品は、環境音を大切にして作品を作りこみました。例えば、風が吹き抜ける音、風が吹いてきた時の音など、通常はノイズとしてカットしてしまうような音を積極的に取り入れて撮影しました。
日本にはこんなにも努力してワイン造りをしている人たちがいる事実と日本のものづくりの心を伝えたいという思いを作品に込めました。そして世界の人たちに、この土地で真剣にワイン造りをしているつくり手を紹介したいという強い願いもこもっています。」と作品へ込めた想いを強く語りました。

「東京・新宿武蔵野館」では、映画「ウスケボーイズ」をご覧になったお客様が、チケットの半券を応募すると、抽選でウスケボーイズのワインが飲めるキャンペーンを実施しています。試飲会場では、柿崎監督と豪華出演俳優とのミニトークショーも同時開催を予定しております。詳細は、「カートエンターテイメント」ホームページ(http://kart-entertainment.co.jp/1120)をご覧ください。

◼︎タイトル:ウスケボーイズ
◼︎公開表記:新宿武蔵野館ほか全国ロードショー 中
◼︎コピーライツ: ©河合香織・小学館 ©2018 Kart Entertainment Co., Ltd.