全国にてヒット公開中の映画『ウスケボーイズ』は、「マドリード国際映画祭2018」外国語映画部門にて最優秀作品賞、最優秀主演男優賞を受賞。「アムステルダム国際フィルムメーカー映画祭2018」外国語映画部門にて最優秀監督賞、最優秀主演男優賞を受賞し、見事4冠を獲得。そして、ミラン国際フィルムメーカー映画祭に現在5部門ノミネートもされており、注目を集めております。
11月1日(木)、辰巳琢郎による「日本のワインを愛する会」が発足し、発足記者会見に本作出演の竹島由夏と柿崎ゆうじ監督が出席いたしました。
イベントの模様をまとめました。

「日本のワインを愛する会」発足記者会見 
■日程:11月1日(木)
■時間:14:00〜15:00
■場所:3×3 Lab Future
(千代田区大手町 1-1-2 大手門タワーJX ビル 1 階 )
■登壇者:辰巳琢郎[日本のワインを愛する会会長]
、樹林 伸[『神の雫』原作者] 、
柿崎ゆうじ[映画『ウスケボーイズ』監督] 、竹島由夏[映画『ウスケボーイズ』出演者]、
三澤彩奈[日本ワイン醸造家・中央葡萄酒取締役]
■M C:柳沼淳子[フリーアナウンサー・シニアワインエキスパート]

2018 年 11 月1日、「日本のワインを愛する会」が発足いたしました。
会長は、長年日本 ワインに親しみ、訪れたワイナリーは 200 軒以上、一年間に飲む日本ワインは 約 1000 種類にも及ぶという、俳優の辰巳琢郎。日本ワインに関する情報を網羅 したポータルサイトの運営、年四回の季刊誌の発行、日本ワインフェスティバルやディナーイベントの開催などの活動を中心に、日本ワイン生産者、飲食業関係 者、愛好家を繋ぐ、日本最大級のコミュニティの創造を目指します。
国産ぶどう100%を原料とする「日本ワイン」の中に、海外でも高い評価を受ける高品質なものが生産され始めた背景をうけ、「日本ワイン」とその他のワイン を明確に区別する表示ルールが、本年 10 月 30 日に適用開始。これにより、「日本ワイン」は国産ぶどうのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒のみに使用できる特別な名称となり、濃縮果汁などの海外原料を使用したワインは「国内製造ワイン」として、産地や品種、ヴィンテージの表記が不可となりました。
「平成 30 年は、言わば『日本ワイン元年』。このタイミングで、日本ワインのプレゼンスを更に高めるべく、大きなムーブメントを作り出したいと考えまし た。日本に豊かなワイン文化の確立を目指し、約 300 軒のワイナリーを核とした地方の活性化を後方支援する。そして、農林水産業を土台とした、本当の意味での日本の食文化を応援する人々を糾合する。日本ワインは、それらの旗印になると信じています。全国の何十万何百万人という日本ワインファンが気軽に集い楽しめるプラットフォーム。それこそが『日本のワインを愛する会』です」と会長辰巳琢郎は語ります。
本日の「日本のワインを愛する会」発足記者会見に、映画『ウスケボーイズ』の柿崎ゆうじ監督、そして出演の竹島由夏氏が出席しました。
柿崎監督は「日本ワインの造り手たちの努力と想いを世界に伝えたいという一心で、映画『ウスケボーイズ』を作りました。日本ワインには高い可能性を感じているので、海外の映画祭で映画の中でも登場する“桔梗ヶ原メルロー”を持参し、海外の方々にも味わっていただきました。非常に高い評価を受けたので、自信にもなりました。日本ワインをこれからもずっと応援し続けたいと思っています。」と日本ワインが海外でも評価が高く、映画を通じて、日本ワインの魅力を国内外にて伝えていきたい気持ちも伝えてくださりました。
竹島氏は自身が演じた女性醸造家に関して「劇中で女性醸造家の役を演じました。物作りという部分では、ワイン造りと映画作りも共通している部分が多く、共感できるところがあります。本作でこの役を演じたことで、信念を持って生きていくことを教わった気がしました。」と、女性醸造家の生き方が自身の人生観にも影響を受けたことを明かし、日本ワインをずっと応援し続けたいと思っている気持ちを伝えてくれました。

それぞれの表現方法で、日本のワインを愛する気持ちを伝えてくれる、充実した発足記者会見となりました。